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浦和学院、西武台を破り4強 打線が奮起、投手カバー 春季高校野球県大会

 (第6日、30日・県営大宮ほか)

 準々決勝を行い、昌平、大宮東、市川越、浦和学院が準決勝に進出した。大宮東が9年ぶり、昌平が2年ぶり、市川越が2年連続、浦和学院が3年連続の4強となる。

 大宮東は先発近藤と2番手山田が試合を組み立て、4-0で大宮南を下した。一回に大高の左前適時打で2点先制すると、二、五回にも1点ずつ加点した。

 昌平は先発渡辺俊が5安打1失点で完投し、狭山清陵に3-1で勝利。一回に金子、八回には山根がソロ本塁打を放った。

 市川越は二、五回に2度勝ち越し5-3で上尾に競り勝った。浦和学院は16安打11得点と打線が奮起し、11-5で西武台を下した。

 休養日を2日間挟み、第7日は3日、県営大宮で準決勝が実施され、昌平-大宮東(9時)、市川越-浦和学院(11時30分)のカードで争われる。

浦和学院、打線が奮起 投手カバー

 今春の浦和学院は野手陣が投手陣を育てている。3回戦に続いての乱打戦は想定内。森監督は「伊藤、田中、渡邉の3枚が夏の中心。下級生がもう少し投げられるようになってくると、全体的な底上げができる」と投手の成長を促す。

 2年生の鈴木、美濃川を1、2番手で起用し5失点したが指揮官は打線の力を信じた。「この春はどんなに点数を取られても野手がそれ以上を取れと言っている」とリスクを覚悟で臨んでいる。

 期待に応えた打線は16安打11点。投手以外の先発メンバー全員安打。中盤まで競っていた西武台に最後は6点差をつけた。三塁打2本を含む4安打の濱野は「ピッチャーが失点しても野手で取り返して、投げやすい状況をつくりたい」と一体感ある戦いを見据えた。

(埼玉新聞)

試合結果

春季県大会・準々決勝(4/30・県営大宮)

TEAM123456789HE
西武台100310000572
浦和学院10320140x11162
【浦】鈴木、美濃川、伊藤、田中-篠塚
【西】大竹、大野、大山、中-土田
三井(浦)森内(西)
濱野2(浦)
濱野、小林、月山(浦)金田(西)

打撃成績

 浦和学院
位置選手名打数安打打点
⑧7小林421
月山323
濱野541
8江口000
喜屋武412
三井422
R5河内000
篠塚510
西田瞬410
1田中000
鈴木100
1美濃川100
H大津100
1伊藤110
H3名波000
西田和421
371610
 西武台
位置選手名打数安打打点
⑨3渡邉410
④94太田200
金田420
⑦9杉本511
佐々木200
4宮岡000
8内野210
土田301
③5松尾410
大竹300
1大野000
1大山000
H芹沢100
1000
檜田100
H87森内213
3375

投手成績

 浦和学院
選手名安打三振四球死球失点自責
鈴木3 1/3531243
美濃川1 2/3200011
伊藤3020200
田中1030000
9781454
 西武台
選手名安打三振四球死球失点自責
大竹5 1/31140076
大野1200022
大山2/3300022
1031100
8167111110

チーム成績

TEAM攻撃守備
三振四死球犠打盗塁残塁失策併殺
浦和学院72611021
西武台8520820

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