試合速報はこちら

浦和学院が150キロのマシンで「仙台育英対策」 森監督「練習試合で打ってる」

【写真】初戦の仙台育英戦に向けてバッティング練習を行う浦和学院ナイン

 第105回全国高等学校野球選手権記念大会(6日開幕、甲子園)に出場する浦和学院(埼玉)が4日、兵庫県内で練習を行った。選手たちはノックやフリー打撃などを行い約2時間汗を流した。

 初戦は大会第1日に昨夏覇者の仙台育英と対戦する。高橋煌稀投手(3年)、湯田統真投手(3年)、仁田陽翔投手(3年)と球速150キロ超え3人を中心に強力な投手陣を擁する。

 この日は「仙台育英対策」で150キロのマシンを使い、目を慣らした。森大監督(32)は「ピッチャー陣は強力だけど練習試合で打ってる。スピードに慣れてると思う。関西遠征で参加した時に前田君(悠伍=大阪桐蔭)とか、強豪のドラフト注目クラスのピッチャー陣との経験ができていて、そういう意味でも怖がってない気がする」と準備は出来ている。

 大会初日から強豪校対決に注目が集まる。「なるべく序盤で試合を動かしたい。それがうちの戦略です」と打倒仙台育英に燃える。

(日刊スポーツ)

浦和学院・森士前監督 甲子園に向かうナインに「三浦の魂が君たちに乗り移った」と激励

<甲子園見学会>甲子園のマウンドを確かめる浦和学院ナイン

 浦和学院の前監督を務めた森士氏(59)が、自身のYouTube「森士チャンネル」を更新。甲子園に出発する野球部へ「三浦の魂が君たちに乗り移った」と、埼玉大会中に亡くなったOBでコーチの三浦貴さん(享年45)の思いを伝えた。

 森氏は、がんの闘病中だった三浦さんと2人で5回戦の立教新座戦を観戦したと明かした。

 「決勝までへたるなよ、また来るからな」と伝えた次の日の未明に亡くなった。

 準々決勝からは球場で観戦したという森氏は「三浦の魂が君たちに乗り移ったという様に感じを本当に受けました」と選手たちに伝えた。

 森氏は「人のため、お世話になった人たちのために頑張ろうと無心な気持ちになって、プレッシャーも苦しかったときもあっただろう。それも自分たちのため」と続けた。

 そして「おめでとうとともにありがとうと言いたい。勝っておごらず、負けてくじけず」と、言葉を贈って甲子園に送り出した。

(スポニチ)

浦和学院、憧れのロッテ小島先輩ばり 伊藤”浦学魂”見せる「自分がエースだと思って」

 埼玉・浦和学院は6日の仙台育英(宮城)との初戦に備え、神戸市内で練習。埼玉大会では背番号1を背負いながら左肩痛の影響で3試合の登板に終わった最速144キロ左腕・伊藤充輝(3年)は「背番号は19になったがマウンド上では自分がエースだと思って立ち向かいたい」と意気込んだ。

 憧れは同じ左腕のロッテ・小島。13年夏は小島を擁しながら仙台育英に10-11で敗れ「小島さんの投球には浦学の魂を感じた。自分たちは勝ちたい」と誓った。

(スポニチ)

guest

0 件のコメント
Inline Feedbacks
すべてのコメントを表示
error: Content is protected !!
0
コメントしてみるx