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浦和学院、市立浦和に5回コールド勝ちで5回戦進出 三井が3安打5打点

 大会第8日は20日、4回戦16試合が行われ、Dシードの浦和学院は市立浦和に10-0の五回コールドで快勝し、5回戦進出を決めた。

 浦和学院は1回表、1死二塁から3番三井の中越え適時三塁打で1点を先制すると、1死一、三塁から5番垣内の右前適時打で追加点を奪い、2-0とした。

 5-0で迎えた浦和学院は4回表、1死満塁から三井の走者一掃となる左中間適時三塁打で3点を加えると、続く4番西田の中前適時打で1点を追加。1死一、三塁から浅田がスクイズを決めリードを広げた。

 投手陣は岡部、伊藤、山崎の3投手の継投で市立浦和を2安打無失点に抑え、10-0の五回コールドでベスト16進出を決めた。

浦和学院、伝統の堅守 光る3併殺

 12安打10得点の打棒に目がいきがちだが、光ったのは守備で完成させた3併殺だ。森監督も「守りからリズムをつくる、浦学の伝統が出てきたかな」と心地よさそうに大粒の汗を拭った。

 昨秋、今春は守備のミスでリズムを崩して敗れただけに遊撃手石田は「ゲッツ―(併殺)を取り切るところをチームとしてこだわってやってきた」と拳を握る。豊富な投手陣に、振れてきた打線。さらには伝統の堅守も相まって、昨夏王者が乗ってきた。

(埼玉新聞)

浦和学院の最速150キロ右腕・山崎拓海が1回1安打無失点「甲子園で155キロ出したい」

5回の1イニングを1安打無失点に抑えた浦和学院・山崎

 昨夏優勝の浦和学院の最速150キロ右腕・山崎拓海(3年)が5回から3番手で登板し、1イニングを1安打無失点に抑え、5回戦進出を決めた。

 ダルビッシュ有(パドレス)を参考に、セットポジションから左足を上げ、軽く二塁方向にひねるフォームから直球主体に押した。先頭に左前打を許すと、次打者にも右前に落とされたが、詰まった当たりで、一塁走者が二塁アウトの右ゴロに。「まだスピードはあまり出ていないですけど、ストライクゾーンにしっかり、テンポよく投げられた」とカットボールを交え、後続も打ち取った。

 180センチ右腕は辻二郎投手コーチの熱血指導を受け、スクワット230キロ、デッドリフト250キロ、ベンチプレス110キロをこなすほど、マッスルボディーが進化。一冬で体重は10キロ増の88キロになり、直球の最速は昨秋までの139キロから急激に11キロも伸びた。「辻コーチと一緒に食事、トレーニングと、イチから体作りを見直したおかげです。埼玉の決勝と甲子園に向けて、(コンディションを)作っている。155キロを出すのが目標。甲子園で出したい」。背番号10の剛腕のピークはまだ先にある。

(スポーツ報知)

試合結果

全国選手権埼玉大会・4回戦(7/20・アイスタ浦和)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
浦和学院 2 3 0 5 0         10 12 0
市立浦和 0 0 0 0 0         0 2 0
(5回コールド)
【学】 岡部、伊藤、山崎-落合、林
【市】 松本、梶、北村-野瀬
三井2(学)

打撃成績

 浦和学院
位置 選手名 打数 安打 打点
石田 2 2 0
6 鈴木涼 1 0 0
月山 0 0 1
4 椎津 0 0 0
三井 3 3 5
5 上原 0 0 0
西田 2 1 1
垣内 3 2 1
1 伊藤 0 0 0
1 山崎 0 0 0
浅田 2 0 1
落合 3 1 0
2 0 0 0
岡部 0 0 0
H9 山田 2 1 0
吉田 3 2 1
21 12 10
 市立浦和
位置 選手名 打数 安打 打点
2 1 0
池田 1 0 0
⑦13 1 0 0
①5 松本 2 0 0
③1 北村 1 1 0
田蔵 2 0 0
野瀬 2 0 0
住田 0 0 0
H 真下 1 0 0
鈴木 0 0 0
7 折笠 1 0 0
13 2 0

投手成績

 浦和学院
選手名 安打 三振 四球 死球 失点 自責
岡部 3 1 2 2 0 0 0
伊藤 1 0 0 1 0 0 0
山崎 1 1 0 0 0 0 0
5 2 2 3 0 0 0
 市立浦和
選手名 安打 三振 四球 死球 失点 自責
松本 1 1/3 5 0 1 0 4 4
2 7 1 0 1 6 6
北村 1 2/3 0 1 0 0 0 0
5 12 2 1 1 10 10

チーム成績

TEAM 攻撃 守備
三振 四死球 犠打 盗塁 残塁 失策 併殺
浦和学院 2 2 5 0 3 0 3
市立浦和 2 3 1 1 2 0 1

浦和学院が12安打10得点で圧勝。一回に三井の三塁打で先制。四回は三井の3点三塁打などで5点を加えた。市浦和は3併殺と反撃できず。

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