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浦和学院、東京学館浦安に8回コールド勝ちで4強 春季関東大会

【写真】6回表浦和学院1死二塁、内藤蒼は適時打を放ちガッツポーズ

浦和学院、快勝で4強 東京学館浦安に12-2

 (第3日、18日・ZOZOマリンスタジアム)

 準々決勝2試合が行われ、埼玉1位の浦和学院は東京学館浦安(千葉2位)に12-2で八回コールド勝ちして、優勝した2022年以来4年ぶりの準決勝進出を決めた。

 第4日は19日、同球場で準々決勝の残りの2試合が実施され、4強が出そろう。準決勝は23日、同球場で行われ、浦和学院は土浦日大(茨城1位)と関東第一(東京1位)の勝者と対戦する。

課題克服 攻守隙なし

1回表浦和学院無死三塁、藤澤が中越えの適時三塁打を放ち先制する。捕手関川

 浦和学院は大量12得点の快勝で4年ぶりの4強入りを決めた。「決めきれなさ」という課題を克服し、攻守で相手を圧倒して隙を与えなかった。森監督は「成長を感じた試合だった」と内容にも満足のいく様子だった。

 勝ちきれない展開が県大会から5試合続いていた。序盤は打力で圧倒するが、コールドの機会を逸して反撃を受けたのは一度や二度ではない。「真面目さが逆にメンタル的なエラーになっていた」と森監督。関東大会の初戦の後、精神的な余裕を生むために「野球を楽しむ方向で取り組ませた」という指揮官の判断がチームを変えた。

 打線は毎回安打を放ち、上位から下位まで活発で中盤、終盤になっても勢いは衰えなかった。特に9番城間は5打数5安打と大当たり。「いつも(1番の)玉榮につなぐ気持ちで打席に立っている」という言葉通り全打席で出塁すると、3度本塁に生還した。

 心の余裕は好守となって表れた。先制した直後の一回の守備では相手打者の飛球を中堅手城間が飛び込みながら好捕。続く打者は二塁手法量が安打性の当たりを華麗にさばくなど、守備で投手を盛り立てた。

 両翼99メートルと広く、観客席も高いZOZOマリンスタジアムでの試合だったが、「みんな楽しみにしていた」(藤澤)と物おじせず伸び伸びとプレーしていた。同会場で戦う準決勝も、野球を楽しむ選手たちの活躍が見られそうだ。

粘投の日高「合格点」

7回2失点の好投で試合をつくった浦和学院の先発日高

 先発日高は「自分が打たれたら打ってくれる」と味方打線を信頼し、気負わずマウンドに上がった。いざ投げれば四回まで1安打の快投。常時140キロ近くを計測した直球とカーブなどを織り交ぜた投球で相手打線を封じ込めた。

 五回は3四球と制球が定まらなかったが、なんとか2失点で食い止めた。自らつくった満塁のピンチでギアを上げ、直球はこの日最速の144キロを計測。6失点で途中降板した県大会決勝からの成長を見せる粘りの投球に、「合格点」とうなずいた。

2者連続長打で流れ

 2番藤澤が2者連続の三塁打で相手の立ち上がりを攻めた。一回の先頭打者玉榮が三塁打で出塁すると、続く打席で「甘い球を一発で仕留めよう」と外角の直球を振り抜き、中堅手の頭を越した。再び三塁を陥れると、3番鈴木の内野ゴロで生還した。

 七回の第3打席では1死二、三塁から2点二塁打を放ち、計3打点を挙げた。「監督の春の最高戦績に届くために、絶対勝つぞという気持ち」と熱い思いを胸に抱き、次戦も打線をけん引するつもりだ。

(埼玉新聞)

浦和学院が東京学館浦安に8回コールド勝ちでベスト4 メンタル面のケアを行い、19安打12得点の猛攻

 浦和学院vs東京学館浦安の一戦は浦和学院が19安打12得点の猛攻で、8回コールド勝ちを収め、関東大会ベスト4進出を決めた。

 1回表、いきなり1番玉榮久豊、2番藤澤昴輝の連続三塁打で1点を先制。さらに3番鈴木謙心の犠飛で2対0とした。

 4回表、一、三塁のチャンスから鈴木の犠飛と相手の敵失で2点を追加した。5回裏、2点を失ったが、6回表、4番内藤蒼捕手(3年)、6番法量章太郎内野手(2年)の適時打、7回表には2番藤澤のライトへ二塁打で8対2と再び点差を広げた。

 そして8回表、代打・蜂巣祥万の適時二塁打、9番城間琥珀外野手の適時打、1番玉榮の本塁打で4点を加え、12対2と10点差とした。

 浦和学院の147キロ右腕・日高創太投手(3年)は5回に制球を乱したが、7回2失点の力投。そして8回裏、深谷漣投手(3年)が締めてコールド勝ちを決めた。

 森大監督は「なかなかコールドが決められない試合展開が続いていました。何が原因なのかを考えた時、選手たちとしっかりと話し合いました。今年の選手たちはとても真面目で、『コールドにしなければならない』という重圧がありました。こうしたメンタル的な重圧を取り除いて試合に臨ませました」とメンタル面の取り組みが奏功し、準々決勝のコールド勝ちにつながった。

5打数5安打の9番打者 浦学・城間が19安打猛攻支える

 打線の中で強い存在感を放ったのが、「9番・中堅」で先発出場した城間琥珀(3年)だった。

 2回に左前打、4回にも左前打を放つと、5回には右前打。7回には投前へのバントヒットで出塁し、8回には右適時打をマーク。この日は5打数5安打と大暴れを見せ、下位打線から攻撃の流れを生み出した。

 城間は「初戦からなかなかヒットが出ない中で、今日は積極的に初球からアクションして、しっかり自分のスイングができたと思います」と今日の活躍を振り返った。

 また、チームとして課題にしていた終盤の攻撃力についても手応えを口にした。

 「関東大会の初戦が終わった後に、森監督から自分たちは初回に点を取ることができるが、後半にかけて全然点が取れないと言われていた。その中で、今日の試合は野手が中心となって、後半も粘り強くできて良かった」と語った。

 秋以降は打撃強化にも取り組んできた。「秋が終わってから冬に向けて、自分の体を大きくして、スイング力を高めてきた」と明かし、その成果を示した。

 計19安打の猛攻を見せてなお、城間は冷静に「自分たちの売りである守備からリズムを作って、抑えていきたい」と次戦を見据える。下位打線から勢いを生み出す城間の今後の活躍に期待したい。

(高校野球ドットコム)

浦和学院、恐怖の「0番打者」城間琥珀が5打数5安打「自分たちの攻撃ができた」

「0番打者」の意識で5安打を放った浦和学院・城間琥珀外野手は笑顔でゼロのポーズ

 浦和学院(埼玉1位)が、19安打12得点の猛攻で東京学館浦安(千葉2位)を下し、4強入りを決めた。

 「9番・中堅」で先発した城間琥珀外野手(3年)が、自身初という5打数5安打1打点の大暴れ。「自分の中では9番ではなく(1番へとつなぐ)0番打者というイメージ」という意識通りの活躍で打線を勢いづけた。「積極的に自分のスイングができた。関東大会ではなかなか中盤にかけて点が取れていなかった中で、今日はやっと自分たちの攻撃ができた」と胸を張った。

(スポーツ報知)

プロ注目の浦和学院・日高創太「真っすぐ狙いできていたので」緩急駆使し2失点

力投する浦和学院先発の日高創太

 浦和学院(埼玉1位)が8回コールドで東京学館浦安(千葉2位)を破り、優勝した22年以来の準決勝進出を決めた。

 浦和学院はドラフト候補に挙がる日高創太投手(3年)が7回を3安打2失点と好投した。「東京学館浦安が真っすぐ狙いできていたので、カーブ、スライダーも使って緩急で打ち取りました」。

 県大会終了後は体の開きを抑えるために、下半身の動きを一から見直し、ベストな状態で臨んで勝利につなげた。昨秋の関東大会では山梨学院戦で被弾し、チームも敗戦。「あの負けを糧に春に臨んでいる」とリベンジに燃える。

(日刊スポーツ)

速さと切れ 光ったエースの成長 日高創太投手

4回裏、東京学館浦安の攻撃を抑えベンチに引き揚げる浦和学院・日高創太

 浦和学院の右腕、日高創太(3年)にとって、秋からの成長を実感できた試合となった。

 初回から、持ち味が光った。2人を凡打に仕留め、迎えた3番打者。2球で追い込むと、「思いっきり腕を振った」という直球がキャッチャーミットに収まった。見逃し三振。強く拳を握った。

 昨秋の関東大会の準々決勝では、リリーフで登板。相手の主砲に本塁打を浴びた。球の速さと切れを強化しようと冬は体作りに励み、球速は6キロ近く上がった。「直球の球威などポテンシャルが高い」と森大監督から見込まれ、今春からエースナンバーを任された。

 課題も見えた。五回に3四球が絡んで2失点。「胸が開いて手が遅れて(投げて)しまっていた」と振り返った。弱点を克服し、さらなる高みを目指す。

(朝日新聞埼玉版)

試合結果

春季関東大会・準々決勝(5/18・ZOZOマリンスタジアム)

TEAM123456789HE
浦和学院20020224 12190
学館浦安00002000 232
【浦】日高、深谷-内藤
【東】玉川、江尻、大家-関川
玉榮(浦)
玉榮、藤澤(浦)
法量、藤澤、蜂巣(浦)

打撃成績

 浦和学院
位置選手名打数安打打点
玉榮422
藤澤443
鈴木402
内藤411
伊藤410
法量421
西村420
DH露﨑300
H中川110
R→DH蜂巣111
城間551
381911
 東京学館浦安
位置選手名打数安打打点
中道411
志村201
鳥山300
H伊藤100
関川400
①8玉川200
須賀310
田口200
北原210
小山100
1江尻000
H石井000
R大江000
1大家100
2532

投手成績

 浦和学院
選手名安打三振四球死球失点自責
日高7344022
深谷1011000
8355022
 東京学館浦安
選手名安打三振四球死球失点自責
玉川4 2/3953144
江尻1/3000000
大家31011088
8196411212

チーム成績

TEAM攻撃守備
三振四死球犠打盗塁残塁失策併殺
浦和学院65511201
学館浦安5510520

浦和学院は打っては19安打12得点、守っては被安打3で2失点と攻守で圧倒した。一回に先頭の玉榮、2番藤澤の2者連続三塁打で先制すると、その後も毎回安打を放ち、四、六、七回に追加点。八回には玉榮の2点本塁打などで4得点し、勝負を決めた。先発日高は7回を投げ3安打2失点と試合をつくり、相手に流れを渡さなかった。

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