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はばたけ浦学:緑川・木暮両選手出身の大宮アローズが応援

◇「全力プレーで伸び伸びと」

 浦和学院のセンバツ出場決定で、緑川皐太朗(こうたろう)(2年)、木暮騎士(ないと)(1年)両内野手が小学6年まで所属していた軟式少年野球「大宮アローズ」(さいたま市北区、31人)が応援ムードに沸いている。創設約35年で出身者が甲子園に出場するのは初めてで、アローズの関根道雄監督(62)は「全力プレーで伸び伸びと戦ってほしい」と教え子の活躍を願っている。

 両選手は上尾市在住。同じ小学校に通い、アローズでは緑川選手が捕手、木暮選手が投手としてバッテリーを組んだこともある。関根監督は当時の両選手について「皐太朗は試合に負けた時、『泣くにはまだ早い』とみんなを励ます強いところがあった。騎士は負けると頭を丸刈りにする根性があった」と思い返す。両選手は中学でも同じシニアチームに所属し、浦和学院入学後はともに昨秋の大会で活躍した。

 センバツ出場決定後の1月29日、アローズは浦和学院に千羽鶴を贈った。小川拓海主将(6年)は「僕らの中からも甲子園に出られるように練習を頑張りたい」と応援する。

 緑川選手は「アローズは今の自分の基礎を作ってくれた。甲子園でちゃんとしたプレーを見せなければ」、木暮選手も「後輩たちにみっともない姿は見せられない」と気を引き締めていた。

(毎日新聞埼玉版)

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