浦和学院の選手たちの朝は早い。春から「朝型」を意識し、3日に関西入りしてからもリズムを変えていない。運良く初戦は4日目(11日)第1試合。試合開始予定の午前8時には頭も体もベストの状態で挑めそうだ。
選手らの起床時間は毎朝午前5~6時ごろ。9日は午前5時半に兵庫県伊丹市の宿舎を出発。約10分かけてJR伊丹駅前の広場まで散歩し、基本体操や軽いダッシュで体をほぐした。
行き帰りと広場で恒例になっているのはごみ拾いだ。夜明けの駅前には、ビール缶やたばこの吸い殻などが散らかっている。ごみ袋を手にした選手たちは次々と拾って歩き、宿舎に戻るころには選手ら約20人で2袋分が集まった。
頭をフル稼働させるトレーニングも工夫している。「1番打者として、どんな形でも塁に出る」「甲子園ではチームの勝利に貢献する」。広場で指名された2、3人が、大会への抱負を大声で語る。
さらに監督、コーチ、サルのしぐさをまねるなどの一発芸も披露しなければならず、「持ちネタを考えておくのは大変」(石橋司選手)。午前8時からの練習開始時には体はほぐれ、すでに頭も回転している。
森士(おさむ)監督は5日の抽選会後、「待っていました。第1試合のために用意してきた」と笑みをこぼした。運も味方し始めている。
(朝日新聞埼玉版)
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
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