選抜大会を制するなど公式戦14連勝で今春を締めくくった。断トツの優勝候補だが、他チームのマークを受けるだけに、自分たちの野球に徹することができるか。森監督も「やってきたことを信じて目の前の戦いに集中したい」と力を込める。
エース左腕小島の進化が最大のプラス材料。桐光学園(神奈川)との練習試合でも最速142キロを記録するなど、直球の球威が増したことで変化球も効果的に使える。右腕山口も球に気持ちが乗り、主戦級の働きは十分可能だ。守備は捕手西川や贄(にえ)竹村の二遊間を中心に問題はない。
打線は1番竹村や山根、高田、木暮の3~5番、7番にも勝負強い西川が控えるおなじみの面々は健在だが、本来のつながりを欠いている。本番までに鋭いスイングと積極性が戻るかが鍵だ。
■予想オーダー
①竹 村(遊)
② 贄 (二)
3山 根(中)
4高 田(三)
5木 暮(一)
⑥斎 藤(右)
7西 川(捕)
⑧小 島(投)
9服 部(左)
※丸数字は左打者
(埼玉新聞)