昨夏のU-18W杯で高校日本代表だった浦和学院・津田翔希内野手(3年)が4日、進学先である埼玉・川越市内の東洋大合宿所に入寮した。イケメンでキャンプの話題を集めるロッテのドラフト1位・平沢=仙台育英=とは、高校ジャパンで同じ遊撃手だった。「自分も負けていられない。大学でもジャパンに入りたい」と、何かと報道で目にする“ライバル”に発奮。1月下旬に感染したインフルエンザが治り、練習に合流して新たな第一歩を踏み出した。
同じく代表経験者で仙台育英の郡司裕也捕手(3年)も、チームメートだった平沢に対抗心をチラリ。進学する慶大のチーム始動日に、横浜市内の同校グラウンドで練習初参加して「テレビをつけると(平沢の)ニュースが出てくるので不思議な感じ。自分も負けられない」ときっぱり。1月末には久々の再会で焼き肉をつつき、進路は違っても「一緒に頑張ろう」と励まし合った。勝負強い打撃をアピールして、今春リーグ戦のベンチ入りを狙う。
最速144キロ右腕の中京大中京の上野翔太郎投手(3年)は、東京・世田谷区の駒大合宿所に入寮。「やっぱりうらやましい気持ちはある。4年後、自分もあの場所に立ちたい」。高校ジャパンの進学組は、プロを夢見て文武に励む。
(スポーツ報知)