西武からドラフト2位指名を受けた浦和学院・渡邉勇太朗投手(18)が21日、さいたま市内で入団交渉を行い、契約金7000万円、年俸650万円で合意した。
プロで対戦したい打者を問われると「レベルの高い選手、全員です。同年代なら、藤原、根尾、小園と対戦したい」と元気よく答えた。
交渉の場は、「割烹 浜寿司」。同校の選手が歴代、プロとの入団交渉に使ってきた老舗店だ。渡邉は入団合意後にはカウンターに立ち、すし握り体験も行った。
すしは大好物で、軽く50貫は食べるという。プロフィルの身長は190センチだが、2週間前に計ったら、今夏の190・4センチから190・7センチに伸びていた。1日7時間半の睡眠も欠かさない。よく食べ、よく寝る大型右腕は「まだまだ体が出来ていない。1年目は2軍で登板させてもらいながら、体づくりをテーマにしたいです。2年目からは、1年目次第ですが、できるだけ早く(1軍の)ローテに入りたいです」と、プロでの未来図を描いた。(金額は推定)
(日刊スポーツ)
西武、浦学・渡邉と仮契約 初の寿司握り体験で器用さも披露
「新・寿司ボーイ」が誕生した。西武からドラフト2位指名された浦和学院・渡辺勇太朗投手(18)が21日、埼玉県さいたま市の「割烹 浜寿司」で入団交渉に臨み、契約金7000万円、年俸650万円で仮契約した。
これまでも浦和学院からプロ入りした選手が仮契約を結んできた「浜寿司」で晴れてプロ野球選手の第一歩を踏み出し「凄く実感が沸いてきた」と話した渡辺。店内では初の寿司握り体験も行われた。
寿司職人さながらの姿でカウンター内に足を踏み入れると、大将の教え通りに大トロを握って自らペロリ。「微妙な力加減で難しかったです。口に入れた瞬間溶けました」と感激のようす。1メートル90の長身から見せるマウンドさばき同様の器用さを披露した。
エンゼルス・大谷翔平を目標に掲げる将来性豊かな右腕は「できるだけ早くローテーションに入って活躍できればいい。2桁勝利を挙げてチームを優勝に導ける選手になりたい」と目を輝かせた。
(スポニチ)