プロ野球の独立リーグ(BCリーグ)埼玉武蔵ヒートベアーズを経て来年1月から滋賀県の社会人野球に挑戦する石森亨さん(26)。「野球が好き。野球に対する情熱があるうちは頑張りたい」と意欲を燃やす。
石森さんはさいたま市出身。浦和学院高校から立正大学に進み、BCリーグの新潟アルビレックスで3年活躍した後、ヒートベアーズに移籍した。今回の社会人野球への転向を「新たな挑戦」と位置づける。
所属するのは土木建材メーカーのカナフレックスコーポレーション(本社・大阪市)。今年2年連続4回目の日本選手権出場を果たしているチームで、石森さんのポジションは中堅手。野球だけに専念できたBCリーグと違い、仕事と野球選手を両立させる日々になる。「仕事をしながら野球をするのは初めて。仕事も頑張って、練習に精を出して都市対抗を目指したい」と話す。将来は「高校や大学のチームで指導できたら」と夢を語る。