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8強懸けてきょう5回戦 見どころ 好カードめじろ押し 

 第105回全国高校野球選手権記念埼玉大会は23日、県営大宮など3球場で5回戦8試合を行い、8強が決まる。シード勢は12校が勝ち進み、細田学園が創部以来初の16強入りを果たす快進撃を見せている。好試合が期待される5回戦の見どころを探った。

 公立校同士が激突する市川越-春日部東は、接戦が予想される。打線に切れ目がないBシード市川越は、勝負強い3番畠山、1本塁打を含む5安打8打点の田島ら中軸の前に走者をためたい。Dシードの春日部東は、最速130キロ後半の右腕一郎丸らで最少失点に抑えたい。3試合で40得点と打線も勢いがある。

 投手力の狭山清陵と打力の埼玉栄がぶつかる一戦も目が離せない。Cシード狭山清陵の最速147キロ右腕八巻に対し、Dシード埼玉栄の強打の中心である3番楯、4番新川が捉えられるか。昌平-細田学園は2020年秋季県大会決勝の再戦。当時は6-5で昌平が勝利している。細田学園は初の夏8強進出と雪辱を期すだけに、熱戦になりそうだ。

 今大会3試合で2失点の東農大三と、同3失点の大宮南はロースコアの接戦が予想される。Dシード東農大三はともに制球力が生命線のエース金井、2年加藤の二枚看板が大胆にコースを突く。Cシード大宮南は高山、越石の両右腕がダブルエースとして高い安定感を誇る。

 4回戦でCシード上尾を破った叡明は、今大会唯一無失点のDシード花咲徳栄に、Dシード立教新座はAシード浦和学院に挑む。ともにノーシードから勝ち上がり、一戦ごとに力を付けている川越東-獨協埼玉も白熱しそうだ。Dシード秀明英光は、Bシード大宮東の好投手冨士を攻略できるか。

(埼玉新聞)

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