【写真】キレのある変化球で相手打者を封じる浦和学院のエース岡部
春の県覇者が投打盤石の布陣で夏の頂を狙う。県大会は5試合で9本塁打、チーム防御率1・35と圧倒的な力を示した。森監督は「失うものがあるから強くなれる。王者のプライドを持って、初戦から全力で戦っていく」と覚悟をにじませた。
県内屈指の強力打線は左右の巧打者がバランスよく並ぶ。上位を担う玉木、垣内は共に出塁率が4割を超える。2番の西田、通算31本塁打の主砲藤井が勝負強さを発揮したい。一発のある林田、落合、小技が光る石田が下位に控え、切れ目ない。
春の成長を遂げた投手陣は異なるタイプの6人がそろい、層が厚い。最速141キロのエース左腕岡部は変化球の精度が抜群。右腕吉井は同144キロの直球で三振を量産する。2年右腕伊藤、右下手投げの石川ら、春夏2冠への陣容は整った。
対戦戦績
回戦 | 勝敗 | 結果 | 対戦相手 |
【春季県大会】 | |||
2回戦 | ○ | 7-0 | 浦和 |
3回戦 | ○ | 15-1 | 上尾 |
準々決勝 | ○ | 11-1 | 花咲徳栄 |
準決勝 | ○ | 5-2 | 川越東 |
決勝 | ○ | 7-2 | 叡明 |
【春季関東大会】 | |||
2回戦 | ○ | 2-0 | 帝京三 |
準々決勝 | ● | 2-3 | 横浜 |
予想オーダー
打順 | 選手名 | 守備位置 |
① | 玉木 | 左翼手 |
2 | 西田 | 二塁手 |
③ | 垣内 | 右翼手 |
4 | 藤井 | 三塁手 |
⑤ | 鈴木 | 中堅手 |
6 | 林田 | 一塁手 |
⑦ | 落合 | 捕手 |
⑧ | 岡部 | 投手 |
9 | 石田 | 遊撃手 |
※丸数字は左打者
(埼玉新聞)