【写真】障害者野球教室の様子
知的障害を持つ当事者と浦和学院高校野球部員たちが野球を通じて交流する「県まごころ野球教室」(県障害者ティーボール協議会主催)が21日、さいたま市浦和区のアイル・スタジアム浦和で開かれた。
スポーツを通じた障害者の社会参加や健康づくりを目的に2011年から開催されており、コロナ禍の中断を経て6年ぶりの開催となった。コーンの上に乗せたボールを打つ「ティーボール」を愛好する18~65歳の知的障害者28人が参加した。
参加者は、浦学野球部の選手・コーチ計18人からバットの握り方やスローイングの基本を学んだ後、ロングティーバッティングを体験。外野への好打を放って部員とハイタッチを交わすなど笑顔があふれた。
参加者の一人は「選手がお手本で見せてくれたホームラン連発にびっくりした。教えてもらったことを忘れず、思い切りスイングしてホームランを打ちたい」と感激した様子だった。

