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野球部の選抜大会出場 石巻の皆さんから多数の祝福

野球部の選抜大会出場 石巻の皆さんから多数の祝福

 1月27日金曜日、本校野球部が春の選抜高校野球大会に出場が決まると東日本大震災で交流を続けてきた石巻市の皆さんから多数の祝福が寄せられた。また、もともと29日に仙台市への出張が予定されていた対策本部車谷(企画部長兼事務部長)と企画部河野が第14回目の交流活動として石巻市を訪問、さらなる祝福を受けた。

 本校が続けてきた「支援活動」を「交流活動」へ変更した最初の現地入り。現地の皆さんから「これからも対等な立場で細く長く交流を継続して欲しい」という声が多く聞かれ、多くの温かい心遣いとおもてなしを受けた。「今度は我々がお返しする」「埼玉で何かあったら駆けつける」、東北人特有の人情のように思えてならない。

 しかし、現実は厳しい環境であることもお伝えしたい。例年より寒い今年の冬、石巻では人生初のマイナス8℃を経験した。「寒い」というより、そのまま凍る感じ。『厳寒』とはこのことなのか。仮設住宅や1階が損壊した2階でクラス人々が多いから。とにかく被災地では歩いている人を見かけない。「どのように暮らしているのだろうか」「仕事は復職できたのだろうか」とたくさんの思いを巡られながら接しているのが現実。子どもたちは笑顔をたくさん見せてくれるが、ある大人の方は「子どもたちがいなかったら、何も変わらない先が見えない中でおかしくなってしまう」とも話してくれた。

 また、小沢校長の推進する予知予防のための「携帯型心電計」の利用も増えてきているが、疾患のある方も多くみられるようになってきた。震災から10ヶ月が過ぎ『心の傷』が癒せないでいることに変わりはない。私たちが被災地に出向くことで、一秒一瞬でも悪夢を忘れ、笑って過ごしてくれる時間を提供できたなら嬉しく思う。

 2月25日・26日は石巻市北上中学校に隣接する「にっこりパーク仮設住宅」に第15回交流活動として、初の炊き出し支援を行う。教職員約20名の大編成で、「豆乳鍋・サムジャン丼・ポテトサラダ・おしるこ」など浦学にしかできないメニューで喜んでいただくことを企画中である。「とん汁には負けないぞ!!」。

被災者に直接届く浦学の交流(支援)活動、義援金のお願い

 是非、継続して行われている浦学独自の交流活動に義援金の協賛をお願い致します。現在2,686,980円集まっていますが、「本当に必要な物」をお聞きし届けています。

※義援金出納簿は詳細に公開し、活動報告を行っています。ホームページをご覧下さい。

振込先 さいたま農業協同組合 野田支店 普通 0014718
東日本大震災 浦学ふぁみり~義援金 代表 車谷 裕通(クルマタニ ヒロユキ)

鹿妻保育所からのメッセージ

 たくさんお気遣いを頂き、本当にありがとうございました。旗は、年長児のクラス担任と子ども達が話し合い楽しんで作っていましたので、こういう機会に恵まれてとても幸せなことと思っています。今日は20cmほど雪が降り積もり、真っ白な景色になりました。雪だるまや小さいかまくら、そり遊びなど思う存分楽しんでいます。先生達の歓声の声が大きく響き渡り、子ども達を遊びの世界誘っています。(鹿妻保育所 阿部たか子)

鹿妻保育所は、あいにく土曜日で園児さんは少なかったがみんな元気に過ごしている。横断幕を手渡していただいた。
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本校野球部のために2週間かけて横断幕を作って下さった。一人ひとりの顔が入っている大傑作である。
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浦和学院高校から感謝をこめて「ありがとう!!」

2月3日、対策本部より野球部に渡した。森監督も大喜び、ポスターにしてグランドに貼る予定だ。
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続々と「石巻」からお祝いが届く

石巻専修大学からの祝電をいただきました

浦和学院高校校長・小沢友紀雄様
硬式野球部監督 森士様、富岡部長様
車谷部長様

 この度のセンバツ甲子園出場真におめでとうございます。地元の石巻工業と同じく大いに喜んでおります。幾度も被災地石巻にお運びくださり、様々な交流をされたご努力に感謝を申し上げると共に、貴校が初の優勝を目指し、ばく進されることを祈念致しております。(石巻専修大学事務課長 佐藤彰桂、硬式野球部監督 酒井健志)

石巻市立北上中学校からのメール

浦和学院高等学校 車谷裕通様

 改めまして、貴校・野球部の春の甲子園大会出場、誠におめでとうございます。さて、先日は、大変お世話になりました。また、部下の職員様の明るく、前向きな姿に、さすが浦和だと感じさせられるところがありました。これからの社会を引っ張っていく頼もしい若者の一人だなと、心を強く打たれました。

 どうかこれからも本校を含め、石卷の各方面との交流をよろしくお願い申し上げます。「炊出し」で、また浦和学院の皆様とお会いできることを楽しみにしております。小沢校長先生にもくれぐれもよろしくお伝えください。(北上中学校 畠山卓也)

元気の集団「鹿妻・子鹿クラブスポ少野球」を訪問

氷点下の体育館で活動中の鹿妻子鹿クラブを訪問。浦和からバドミントンの羽根を持参しT打撃で一緒に練習。普段と違う練習メニューに快音を発し、打撃練習に取り組む子どもたち。小学生とは思えないフォームだ。
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企画部 河野聖子からは、12月に本校を訪問してくれた際の動画ビデオと写真集を一人ひとりにプレゼント。DVDは、野球部佐藤拓也選手の父佐藤勝美様からの寄贈。佐藤さんも茨城県鹿嶋在住で津波被害に遭われている。
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12月に訪問した子どもたちにプレゼントしたチーム名入りのリュックサック。その後入団した3名にも追加してプレゼントした。このあどけない子どもたちに1日も早く「真の笑顔」が戻る日を願ってやまない。「これでみんなと同じリュックだね、遅くなってごめんな!!」
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鹿妻・子鹿クラブからのメッセージ

 いつも『本気』で接してくれる浦和学院の皆さんに感謝しています。野球部の甲子園出場は石巻工業と共に喜んでいます。一緒に遊んでくれたお兄ちゃんたちが甲子園でプレーすることは子どもたちにとって何よりの励みになります。子どもたちの元気が私たち大人を支えてくれていますから…。甲子園は必ず応援に行かせていただきます。今回は、お世話になった御礼として「数の子」を選手にプレゼントします。(子鹿クラブ代表 阿部日出喜)

「頑張る仲間をみんなで応援!!」実践しています

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本場の「数の子」ありがとうございました。「石巻の皆さんからいただいた数々の温かい人情に感謝し、我々も最後まで戦いを続けられるよう精進して頑張ります。」 監督 森士(おさむ)
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 ↓詳細はクリックしてご覧下さい。
 24.1.28 第14回石巻交流活動.pdf

12月22日、小沢校長が石巻市亀山市長にお渡しした義援金は、教育活動復興のため、有効に使われています。石巻市教育長から「御礼文」が届きました。

 ↓詳細は画面クリックし拡大してご覧下さい。
 御礼文 購入品 

(浦和学院高校公式ホームページより)

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