(18日・県営大宮ほか)
第6日は6球場で3回戦16試合が行われ、シード勢では八潮南が昨夏、北埼玉大会代表として甲子園に出場した本庄一に2-4で敗れた。このほか、浦和学院、花咲徳栄、上尾、越ヶ谷、春日部東、聖望学園のシード勢は4回戦に勝ち進んだ。
春日部東の五十嵐は、早大本庄を1安打完封。越ヶ谷は松山に5-3で逆転勝ちした。小川は飯能南を6-4で破り、創部以来初となる夏の4回戦進出を果たした。狭山経済は、大宮武蔵野との接戦を3-2でものにした。
第7日は19日、県営大宮など6球場で3回戦の残り16試合が行われる。
【戦評】
浦和学院が9安打で9得点し大勝。1回1死三塁から石川の内野ゴロの間に1点を先制し、その後も着実に加点した。川口は散発3安打と振るわず。
◇「点差は気にならず」 浦和学院・羽倉投手
(大差も5回を2安打無失点)点差は気にならなかった。もう少し自分の投球が出来ないと。
◇「好機を生かせず心残り」 川口・冨沢監督
全力を出さないといけない試合だった。好機に抑えられてしまったのが心残り。
⑤ 石 田 3-1-1
⑥ 山 崎 3-2-0
⑧7石 川 3-1-2
③ 島 津 3-0-1
② 久 保 4-1-1
⑦9萩 原 1-1-0
⑨ 星 1-1-1
1 真 島 0-0-0
①8羽 倉 2-0-0
④ 鈴 木 3-2-3
(埼玉新聞)
◇浦和学院4連覇へスキなし
浦和学院は県史上初の夏4連覇へ、貫禄の2試合連続コールド勝ちだ。県川口に3回途中まで無安打だったが、つなぐ打撃でじわじわと得点し、5回には一挙に5点を追加。投げては背番号1の左腕羽倉優太朗(3年)が5回まで2安打無失点。続く右の真島健(3年)も1安打無失点で完封だった。7回コールド9-0の圧勝にも、森士監督(45)は「夏はどこもライバル。その前に敵は我にあり」と油断を見せなかった。
(日刊スポーツ)
◇連続三塁打で3打点
浦和学院の9番・鈴木が四、五回の2度のチャンスに「狙っていた」直球を振り抜き、右中間へ連続三塁打。計3打点の活躍でコールド勝ちに貢献した。春の県大会では1本も安打が打てなかったといい、「やっと自信を取り戻せた」とホッとした表情。「優勝するため、これからは初球から積極的に振り、春の汚名を返上する」。白い歯をのぞかせた。
(読売新聞埼玉版)