プロ野球、横浜ベイスターズの木塚敦志投手(33)が21日、今季限りで引退することを発表した。この日球団事務所を訪れた木塚は引退会見を開き「今年限りで自分の野球選手として、一線から身を引くと球団に話しをしました。自分の性格上、スパっと決断しました」と話した。来季から2軍投手コーチに就任する。
木塚は会見で「若い選手、これから入団してくる選手たちのために、僕の受けたいい影響を恩返しできるように頑張りたい」と語り、「ベイスターズが浮上できるよう、日々努力していきたい」と新しいポストに意欲を示した。
木塚は2000年にドラフト2位で横浜ベイスターズに入団。気迫のこもった投球で主に中継ぎとして活躍したが、来季の構想から外れ戦力外通告を受けていた。
(サンスポ)
◇横浜・木塚が引退、来季は2軍投手コーチに
横浜の木塚敦志投手(33)が21日、今季限りでの現役引退を表明した。横浜市内の球団事務所を訪れ、引退の意向を伝えた。来季から2軍投手コーチに就任する。
木塚は「今年1年、必死にもがいてきたが、自分が思う成果に届かない部分があった。球団に恩返しできるよう努力したい」と語った。今季は6試合で防御率12・27。4月半ばから2軍調整を余儀なくされ、来季の構想から外れていた。
木塚は2000年にドラフト2位で横浜入団。先発は1度もなく、中継ぎのスペシャリストとして活躍し、01年は69試合に登板、9勝5敗3セーブで最優秀中継ぎ投手となった。通算成績は489試合で35勝25敗24セーブ、防御率3・35。
(スポニチ)
◆木塚 敦志(きづか・あつし)1977年7月19日、埼玉県生まれ。33歳。浦和学院、明大を経て、99年ドラフト2位で横浜入り。01年に69試合登板、防御率2・48、9勝3セーブで最優秀中継ぎ投手のタイトル獲得。05年に川村丈夫、加藤武治、クルーンと「クアトロK」を形成した。07年には球団史上最多の76試合登板。通算489試合登板、35勝25敗24セーブ。防御率3・35。182センチ、86キロ。右投右打。
(スポーツ報知より抜粋)