来春センバツの重要な参考資料となる秋季高校関東大会は4日、さいたま市の大宮公園野球場で準決勝を行い、今夏の全国選手権大会で準優勝した東海大相模(神奈川)と浦和学院(埼玉)が決勝に進んだ。浦和学院は日高の2ランを含む10安打で横浜(神奈川)に8―3と快勝。東海大相模は3点リードで迎えた8回に5長短打を集めて4点を奪い、8―1で水城(茨城)にコールドゲーム勝ちした。5日は決勝が行われる。
浦和学院は、今大会から日本代表をモチーフにした縦じまのユニホームに一新したばかり。長打と小技を絡めた効率的な攻撃で決勝進出を決めた。森監督は「こんな試合ができるとは思わなかった」と笑顔で話した。2回無死一塁で日高が初球を豪快に運び、4回は二塁打の走者を犠打とスクイズで還した。指揮官は「新しいユニホームで、また伝統をつくりたい」と15年ぶりの優勝に意欲的だった。
(スポニチ)