太鼓や南米の金属打楽器で軽快なリズムを刻む「浦学サンバ」は、浦和学院を応援する定番曲だ。1番から5番まであるサンバは約20年前から同校で演奏され、甲子園のスタンドで親しまれてきた。
同校吹奏楽部の応援リーダーとして昨夏の埼玉大会からサンバの指揮をするのは牧野貴倫子さん(2年)。「テンポをとるのが大変」と話すが、「浦学サンバを演奏すると点が入ると言われているんです」と目を輝かせる。吹奏楽部員らが管楽器を持ちダンスしながら演奏するのが見どころだという。
一方、サンバのリズムに合わせて踊る、同校ソングリーダー部「スプラッシュ」のお勧めは「3番」。「うらがく」と歌いながら、振り付けの最後に野球のバッティングポーズを盛り込んでいる。吹奏楽、ソングリーダーの両部でアルプススタンドを盛り上げる浦学サンバに注目だ。
(毎日新聞埼玉版)