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第85回センバツ:県立川口高の書道部員4人、4校の校名を揮毫

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【写真】センバツ出場校名の揮毫を担当した(左から)上村このみさん、宮澤明日香さん、中田彩香さん、石井沙季さん=県立川口高校書道部部室で(毎日新聞埼玉版)

 県立川口高校の書道部員4人が、3月22日開幕の第85回記念選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催)の入場行進で使われるプラカードの出場校名を書き上げた。同校書道部は「書の甲子園」の愛称で知られる第21回国際高校生選抜書展で北関東地区優勝を果たしており、浦和学院など4校の揮毫(きごう)を担当した。

 校名を半紙に1文字ずつ記し、デジタルデータに変換後にプラカードに転写する。いずれも3年生の宮澤明日香さん(18)が浦和学院、上村このみさん(18)は花咲徳栄、石井沙季さん(18)は常総学院(茨城)、中田彩香さん(18)は宇都宮商(栃木)を担当し、卒業を前に思い出深い大役を果たした。

 書体は学校ごとに異なり、古典の中からそれぞれが選んだ。何度も練習した後、「書は一枚限りの人生」という顧問の三宅昭雄教諭(42)の教え通り、一発勝負で書き上げた。

 宮澤さんは「選手が一球に思いを込めるように、一筆入魂で書きました」。上村さんは「頑張ってプレーできるように、太く力強い書体を選びました」、石井さんは「熱く情熱的なプレーをしてほしい」、中田さんは「全力で投げて打って駆け抜けて」と話し、各校にエールを送った。

(毎日新聞埼玉版)

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