沖縄合宿中の浦和学院と合宿最終日となった花咲徳栄は9日、練習試合(ともに2試合)を沖縄県内各地で行い、両校とも1勝1敗だった。
浦和学院は昨秋のレギュラーが中心に出場した浦添商(沖縄)戦は2-1で接戦を制した。
一回に伊藤、木暮の連続タイムリーで2点を先制すると、投げてはエース小島が5回を2安打無失点。リリーフした山口は八回に1点を失ったが、逃げ切った。一方の打線は、11安打を放つも一回の2点どまり。本塁で3度タッチアウトになるなど課題を残した。
千原台(熊本)戦は0-6で完封負けした。
花咲徳栄は南部工(沖縄)戦では五回に打者13人を送り込み7安打で8点を奪うなど12-5で快勝。エース関口は5回を無失点に封じた。糸満(沖縄)戦では若月の左越えソロによる1点のみで1-2で惜敗した。
岩井監督は、練習試合解禁日となった前日と比べて「投打ともに今日の方が良かった」とした上で「バッテリーの配球ミスで打ち込まれたり、打者は読みが甘く順応が遅い場面があった」と修正点を挙げた。
▽練習試合
浦添商(沖縄)
000000010=1
20000000x=2
浦和学院
【添】金城仁-前田
【和】小島、山口-西川
▽二塁打 長田(添)伊藤(和)
千原台(熊本)
100210002=6
000000000=0
浦和学院
【千】時枝-北野
【浦】伊藤、野村、涌本、岸-西川、高田
▽本塁打 清田(千)
▽三塁打 北野(千)
▽二塁打 山根、木暮(浦)
(埼玉新聞)