19日から4日間の日程で行われた静岡合宿を打ち上げたチームは23日、学校のグラウンドで練習を再開。開幕まで1カ月を切ったナインの士気も高まる中、練習後には翌日からのテストに備えた勉強会を実施した。
メンバー選考の1次試験とも言える静岡合宿では今年初めて紅白戦など実戦形式の練習を実施。合宿の成果について森監督は「天気に恵まれ、試合に近い形で動けたことが収穫。これから細かな絞り込みをしていく」と手応えを口にするとともに、来月3日からの沖縄合宿に向けたメンバー選考に頭を悩ませた。
合宿を通して「江口、今村、小倉ら投手陣が順調な仕上がりを見せている」と森監督。昨秋に正捕手を務めた西野も「みんな力強い。秋は球が散らばっていた小倉のコントロールもよくなった」と太鼓判を押す。
小倉は「要所でコースに決まるようになった。下半身を鍛えたことでフォームが固まった。目的を持って意味のある練習ができた」と冬場の成長を実感。「テストも赤点を取らないように頑張ります」とペンを握った。
(埼玉新聞)