ヤクルトや日本ハムで中継ぎとして活躍した坂元弥太郎氏(32)が、5月20日に埼玉県内で小中学生対象の野球スクールを開校する。
坂元氏は埼玉・浦和学院出身で、高校3年夏の甲子園で1試合19奪三振の大会タイ記録(当時)を樹立。01年ドラフト4位でヤクルトに入団。その後、日本ハム、横浜、西武と渡り歩き、11年間で238試合に登板した。
引退後はクラブチームでプレー。「今の子ども達は自由に野球をできる環境が少ない。いつか強豪校に行って甲子園に出たい、プロで活躍したいという子ども達のサポートをしたい。練習できる環境を作ってあげたい」とスクールを立ち上げた。
スクールは埼玉県入間郡三芳町にある室内練習場で行い、ほかにも社会人野球経験者らがコーチとして指導。高いレベルでのプレー経験を生かし、打撃、投球、トレーニング方法まで指導する。地元で再び野球に携わり、指導者としてのスタートを切る坂元氏は「埼玉の野球レベルをもっと高めたいという思いもある」と話した。
(スポニチ)