センバツ4強の浦和学院が上々の滑り出しを見せた。
4回まで毎回走者を出す重苦しい流れだったが、3番津田翔希内野手(3年)が2点本塁打を含む3打点と引っ張った。
森士監督(51)は「これが夏ですよね。(先発した)江口はあせりがあったりと、上体が突っ込んでいた。点を取られるのは想定内。相手の投手をうまく打てたと思う」とホッとした表情を見せた。
(日刊スポーツ)
◇浦和学院、12安打で快勝スタート |
今春の選抜8強の浦和学院が12安打で11点を挙げ、埼玉大会の初戦を勝った。ただ、エース江口は「課題が出た。次戦までに修正したい」と反省しきり。5回2失点だったが制球が悪く、2点リードの二回には一度、追いつかれた。森監督は「これが夏ですね。最後の大会にかける気負いもあったかもしれない。戦いながら向上していかないといけない」と話した。=市営大宮
(朝日新聞電子版)
◇浦学、白星発進!津田主将V2ラン センバツ4強の貫録見せた |
今春センバツ4強の浦和学院は、主将の津田がリーダーシップを発揮し、初戦突破に導いた。エース左腕の江口は本調子ではなく、2回に大宮西に2点リードを追い付かれる予想外の展開。そこで遊撃手のポジションから声を掛けたのが津田だ。「フォームが崩れているから意識しろ」と修正点を的確に伝え、もり立てた。
直後の3回無死一塁では、左翼へ勝ち越しの2ラン。センバツでは準々決勝の県岐阜商戦でプロ注目の高橋からも安打を放った3番打者はこの日も2安打2打点をマークし「ホームランは狙っていなかった。流れが良くなかったので、つなぐことを意識して打った」と力強かった。目指すは夏2年ぶりの聖地。津田は「左方向の打球が多かったので、次はセンター方向、逆方向を徹底していく」と大勝にも慢心はなかった。
(スポニチ)