来春の第89回選抜高校野球大会の出場権を争う第69回秋季関東高校野球大会(22~24、29、30日・栃木)の組み合わせ抽選会が12日、東京都内で行われ、出場15校の対戦相手が決定した。
県大会で3年連続15度目の頂点に立った浦和学院は2年ぶりの選抜大会を目指す。初戦となる1回戦は23日、横浜(神奈川2位)との対戦が決まった(9時30分・栃木県野球場)。
同準優勝で4季連続の甲子園出場が懸かる花咲徳栄は23日の1回戦で慶應(神奈川1位)と顔を合わせる(12時・宇都宮清原球場)。
3年連続17度目出場の浦和学院は2年ぶり11度目の選抜出場が懸かる。2年連続11度目の出場となる花咲徳栄は2年連続5度目の選抜出場を狙う。
浦和学院、気負わず一戦必勝
2年ぶりの選抜大会を目指す浦和学院は初戦の1回戦で強豪横浜と対戦することが決まった。
秋季県大会を3連覇し、王者として再び手綱を締め直す。森監督は「気負わず基本を忠実にやるだけ。覚悟を持って臨んでいく」と、改めて一戦必勝であることを強調した。
横浜は今夏の甲子園に出場したメンバーも多く残る。経験の差は認めつつ、主将の赤岩は「接戦になる。相手がどこであろうと勝つことに変わりはない」と意気込みを語った。
(埼玉新聞)
負ける気しない 浦和学院・赤岩航輔主将
横浜は伝統的に投手も野手も良いイメージがある。接戦になるのは間違いないが、浦学のきつい練習を考えたら負ける気はしない。先を考えたら足をすくわれるので一戦必勝で戦いたい。
挑戦者として挑む 横浜・福永奨主将
チームは日を追うごとに成長している。打線は点を取れると思うので、守備が投手のリズムを崩さずに全員で勝てる野球をしたい。神奈川代表としての誇りを持ち、挑戦者として試合に挑みたい。
(毎日新聞埼玉版)