浦和学院が7回コールド勝ちで8強入りした。
プロ注目左腕の佐野涼弥投手(2年)が1回に4安打を集中され1点を失ったが2回から別人のような快投を見せた。6回を投げ5安打1失点も7連続を含む12三振を奪った。
佐野「いつも初回の入りが課題。2回以降はコーチから後ろの壁を意識しろと言われて投げたら立ち直れました。秋からは新しい自分を作ることをテーマにやっています。今まではスライダーが決め球でしたがこれからは真っすぐを磨いていきたい」と話した。
森士監督は「1回に打たれたことでかえって良くなった。これまで不安があったがそれを払拭(ふっしょく)できた」と話した。
(日刊スポーツ)
浦和学院が8強 左腕・佐野6回12K
浦和学院が七回コールド勝ちで8強入りを決めた。
先発した佐野涼弥投手(2年)が6回5安打1失点の力投。4安打を集中された初回をバックの好守もあって1失点で切り抜けると、二回以降は1安打しか許さず。決め球のスライダーを軸に12三振を奪った。
初回終了後、体がそらないように背中に“壁”を作ることを意識。「一度ベンチに帰って、コーチに言われていたことを思い出したら修正できた。二回からは自分の投球ができた」と笑みがこぼれた。森士(おさむ)監督も「立ち上がりにバンバンといかれて、逆に良くなった。(最近は)不安があったが、よみがえったのでは。楽しみになってきた」と左腕の復調を感じ取っていた。
(デイリースポーツ)