第100回全国高校野球選手権記念南埼玉・北埼玉大会で優勝した浦和学院と花咲徳栄が27日、さいたま市浦和区の知事公館に奥野立副知事を表敬訪問した。両校は、5日甲子園で開幕する全国大会に出場する。
訪れたのは吉沢紀生県高野連会長ほか、浦和学院の森士監督、蛭間拓哉主将、河北将太投手、花咲徳栄の岩井隆監督、杉本直希主将、野村佑希投手ら。
浦和学院は23日の南埼玉大会決勝で、ノーシードの川口に17-5で圧勝し、5年ぶり13度目の甲子園出場を飾った。決勝で試合を決める3ランを放った主将の蛭間は、大舞台へ向け「新たなページを刻むため、歴史の重さを胸に、最後の一球まで熱くプレーする」と気合十分の表情だった。
花咲徳栄は24日の北埼玉大会で34年ぶりの優勝を狙った上尾を4-1で破り、史上初の4連覇。6度目の頂点に立った。昨夏、県勢初の全国制覇を達成し、連覇が懸かる大会だが、主将の杉本は「どこが相手でも挑戦するつもりで、常に攻める徳栄らしい野球を見せたい」と平常心を強調した。
奥野副知事は「甲子園で普段通りの実力を発揮することが、応援する人への何よりの恩返し。出られることの幸せをかみ締め、存分に楽しんできてほしい。730万県民の心は皆さんとともにある」と激励。両校はこの後、小松弥生県教育長と斉藤正明県議会議長も表敬した。
(埼玉新聞)
浦学「最後まで熱く」 甲子園控え副知事訪問
第100回全国高校野球選手権記念大会が開幕するのを前に27日、南埼玉代表の浦和学院と、北埼玉代表の花咲徳栄の選手と監督が、奥野立(りゅう)埼玉県副知事らを訪問し、大会への意気込みを語った。
奥野副知事は、「まずは埼玉大会の熱闘の疲れをとり、8月に甲子園で野球ができる幸せをかみしめて存分に楽しんできてください」と激励した。
5年ぶりの出場となる浦和学院の蛭間拓哉主将(3年)は、「歴史の重さを胸に正々堂々最後の一球まで熱くプレーします」。昨夏に全国制覇した花咲徳栄の杉本直希主将(3年)は「県民や球児の期待に応えられるよう、連覇を目指して精いっぱい頑張ります」と応えた。
選手権記念大会は8月2日に組み合わせ抽選会、同5日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。
(朝日新聞埼玉版)
浦学、徳栄 健闘誓う 副知事を表敬訪問
8月5日に開幕する夏の甲子園に出場する浦和学院と花咲徳栄の監督や選手らが27日、さいたま市浦和区の知事公館に奥野立副知事を表敬訪問し、甲子園での健闘を誓った。
浦和学院の森士監督、蛭間拓哉主将と花咲徳栄の岩井隆監督、杉本直希主将らが訪れた。蛭間主将は「新たなページを刻むため、正々堂々と最後の一球まで熱くプレーする」と話し、杉本主将は「北埼玉大会74チームの代表として期待に応えられるよう連覇を目指す」と決意を述べた。
不在の上田清司知事に代わって応対した奥野副知事は「疲れをいやして万全の状態で甲子園に臨んでほしい」と激励した。両校ナインは31日、兵庫県西宮市の甲子園球場に向けて出発。8月2日に組み合わせ抽選会がある。
(毎日新聞埼玉版)
浦学と徳栄、意気込み十分 甲子園出場を県に報告
第100回全国高校野球選手権埼玉大会を制した南埼玉代表の浦和学院と北代表の花咲徳栄が27日、知事公館を訪問し、奥野立副知事らに優勝を報告した。
奥野副知事は「甲子園に万全のコンディションで臨んでほしい。730万人の心は皆さんとともにある」と激励した。両校の主将に「祝甲子園出場」と書かれたたすきをかけた県のマスコットキャラクター「コバトン」のぬいぐるみを手渡した。
優勝報告後、浦和学院の蛭間拓哉主将は「チームが一つになって優勝に向かっていた。(甲子園では)一戦必勝で熱くプレーしたい」と意気込みを語った。南大会の決勝戦があった23日は熊谷市で国内最高気温の41・1度を記録するほどの暑さだったが、蛭間主将は「平常心で楽しんでやろうと思っていた」と白い歯をのぞかせた。
一方、昨夏の甲子園で全国制覇を果たし、県に初めて深紅の優勝旗を持ち帰った花咲徳栄の杉本直希主将は、追われる立場になることについて、「自分たちが(甲子園で)優勝したわけではない。去年の先輩たちの偉大な記録に続かないといけない」と連覇を誓った。
第100回全国高校野球選手権は、抽選会が8月2日に行われ、5日から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。
(産経新聞埼玉版)
浦和学院、花咲徳栄が甲子園での健闘誓う
夏の高校野球埼玉大会で優勝した南埼玉代表の浦和学院と北埼玉代表の花咲徳栄が知事公館などを訪れ、甲子園での健闘を誓いました。
100回の記念大会となったことしは浦和学院が5年ぶり13回目の優勝、去年の夏の甲子園覇者・花咲徳栄は4年連続6回目の優勝で、全国への切符を掴みました。
両校の監督とキャプテンらを前に、奥野立副知事は「まずは激闘の疲れを癒やし、万全のコンディションで甲子園を存分に楽しんできてほしい」と激励しました。
これに対し、浦和学院の蛭間拓哉キャプテンは「新たな歴史の1ページをめくれるよう正々堂々と最後まで戦い続けたい」と大会に向けた意気込みを語りました。一方、花咲徳栄の杉本直希キャプテンは「期待に応えられるよう連覇を目指して頑張っていきたい」と甲子園での健闘を誓いました。
このあと、選手たちはテレ玉を訪れ、浦和学院の森士監督は、厳しい暑さの中で戦った大会を振り返り、練習の時にはあえて昼寝をして身体を休め、試合に備えていたことを明かしました。一方、花咲徳栄の岩井隆監督は、史上初の県大会4連覇と去年の甲子園覇者としての精神的な重圧とも戦っていたことをにじませました。
(テレ玉ニュース)