出発を翌日に控えたチームは30日、同校グラウンドで甲子園のベンチ入りメンバーを発表した。県大会のメンバー20人から佐藤翔左翼手(3年)と冨岡夏樹捕手(3年)が外れた。森監督は「今の時点で、全ての力を発揮できるメンバーを選んだ」と話した。
森監督が部員の前でメンバーを読み上げ、一人一人と固い握手を交わし、「ここまでみんなで一つになって戦ってきた。仲間の思いを感じてしっかりと戦ってもらいたい」と激励。主将の蛭間は「今までの悔しさを晴らすためにやってきた。全員で一つになって絶対全国制覇する。応援よろしくお願いします」とあいさつした。
ポジション別の内訳は、投手が6人、捕手が2人、内野手が7人、外野手が3人。背番号7で左翼手としての先発が濃厚な左腕佐野を投手に数えれば投手は7人になる。森監督は「連戦になるので投手を県大会のまま残した」と説明。外野手が3人と少ないが、エース右腕河北は外野手も兼任する。
県大会に続いて背番号1をもらった河北は「恥じないピッチングをしたい。後ろのいい投手たちにつないで自分の役割を果たし、チームを勝たせるピッチングをしたい」と力を込めた。
サポートメンバーに回った冨岡と佐藤は「優勝するために、自分ができることをやる」と気持ちを固めた。
ベンチ入り選手
背番号 | 位置 | 選手名 | 学年 |
1 | 投 | 河北 将太 | 3 |
2 | 捕 | 畑 敦巳 | 2 |
3 | 一 | 坪井 壮地 | 3 |
4 | 二 | 後藤 陸人 | 2 |
5 | 三 | 矢野 壱晟 | 3 |
6 | 遊 | 中前 祐也 | 2 |
7 | 左 | 佐野 涼弥 | 3 |
8(主将) | 中 | 蛭間 拓哉 | 3 |
9 | 右 | 上野 暖人 | 3 |
10 | 投 | 美又 王寿 | 1 |
11 | 投 | 渡邉 勇太朗 | 3 |
12 | 捕 | 福島 迅 | 3 |
13 | 一 | 小町 竜梧 | 3 |
14 | 投 | 永島 竜弥 | 2 |
15 | 三 | 大澤 龍生 | 3 |
16 | 二 | 阿部 鳳稀 | 3 |
17 | 投 | 下薗 咲也 | 2 |
18 | 投 | 近野 佑樹 | 3 |
「さいたまに優勝旗を」主将ら市長表敬
第100回全国高校野球選手権記念大会に5年ぶりに出場する浦和学院野球部の代表5人が30日、さいたま市役所を訪れ、甲子園での健闘を誓った。訪れたのは石原正規校長、硬式野球部の富岡慎介部長、森士監督、蛭間拓哉主将、中前祐也遊撃手。
森監督は「この1年間、甲子園の舞台に立ちたいという意思は選手も私も強かった。大舞台で爆発できるよう準備する。今度こそは、さいたま市に優勝旗を持ち帰りたい」と力強く宣言。
蛭間主将は「130万さいたま市民の期待に応えられるよう、歴史の重さを胸に、新たなページを刻むため、最後の一球まで熱くプレーする」と力を込めた。中前遊撃手は「小さい頃から応援していただき、支えていただいている方に恩返しできるよう、一戦一戦大事に戦いたい」と抱負を話した。
清水市長は「100回の記念大会に出場していただくことをうれしく思う。浦和学院らしい野球を甲子園で見せてほしい」と激励した。
(埼玉新聞)
浦学メンバー 魂は一緒
第100回全国高校野球選手権記念大会に出場する南埼玉代表の浦和学院は30日、甲子園メンバー18人を発表した。
森士(おさむ)監督が背番号順に18人を発表し、握手を交わした。森監督は「積み重ねた思いや魂はメンバーに入っても外れても一緒。やってきたことの証しを見せてほしい」と激励した。
18人を代表し、蛭間拓哉主将(3年)は「全員でひとつになって甲子園で絶対優勝するぞ! 応援よろしくお願いします」とあいさつした。応援団長の小松勇斗(はや・と)君(3年)は「スタンドからだが思いは一緒。全力で応援する」と話した。
南埼玉大会の準決勝、決勝で先発した渡辺勇太朗投手(3年)は背番号11をつける。「甲子園でも自分の投球をする」と語った。
メンバーは31日に出発し、8月2日の組み合わせ抽選に臨む。
(朝日新聞埼玉版)
浦学ナイン健闘誓う さいたま市長を表敬訪問
8月5日に開幕する夏の甲子園に出場する浦和学院の選手らが30日、さいたま市浦和区の同市役所を表敬訪問し、甲子園での健闘を誓った。
浦和学院の森士監督や蛭間拓哉主将(3年)らが訪れ、森監督は「さいたま市に優勝旗を持ち帰ることができるように頑張りたい」と意気込みを語った。清水市長は「浦学らしい野球を甲子園でも見せてほしい」と激励した。
訪問後、さいたま市立大久保中学校出身の中前祐也選手(2年)は「埼玉の高校から甲子園に行きたかった。一戦一戦大事に戦う」と抱負を述べた。
(毎日新聞埼玉版)
浦学主将「最後まで熱く」
8月5日に開幕する「第100回全国高校野球選手権記念大会」に出場する浦和学院(さいたま市緑区)の選手や監督らが30日、さいたま市の清水勇人市長を表敬訪問し、活躍を誓った。
選手は南埼玉大会の優勝旗とメダルを持参。蛭間拓哉主将は「市民の期待に応えられるように、最後の1球まで熱くプレーする」と力強く語った。同市桜区出身の中前祐也選手は「小さい頃から目指してきた舞台。一戦一戦大事に戦う」と抱負を述べた。
同校の甲子園出場は5年ぶり13度目。清水市長は「昨年は花咲徳栄が全国優勝しているので、今回は浦和学院の番」と激励すると、森士監督は「今年は投手力が強い。さいたま市に優勝旗を持ち帰りたい」と述べた。
(読売新聞埼玉版)
浦和学院「優勝旗をさいたま市に」
夏の甲子園5年ぶり13回目の出場を決めた浦和学院の森監督と選手がさいたま市の清水市長を表敬訪問し、「優勝旗をさいたま市に持ち帰りたい」と大会への意気込みを語りました。
30日は、森士監督とキャプテンで3年生の蛭間拓哉選手、それにさいたま市立大久保中学校出身で2年生の中前祐也選手らが、さいたま市役所を訪れました。森監督は清水市長に「去年、県大会の決勝戦で負けた相手が全国優勝を果たし、悔しい思いがあった。今度こそは、県内ではなく、さいたま市に優勝旗を持ち帰りたい」と大会への決意を述べました。
また、キャプテンの蛭間選手は「さいたま市民の皆さんの期待に応えられるように、最後の一球まで熱くプレーすることを誓います」と力強く意気込みを語りました。浦和学院は31日、甲子園に向けて出発します。
森士監督
「市民の方にはお待たせしてしまった。その分、マグマが溜まって大舞台で爆発できるように準備して頑張っていきたい」
蛭間拓哉主将
「去年は負けた悔しさがあった。初めての甲子園だが今年は全力プレーで一戦必勝で頑張りたい」
中前祐也遊撃手
「さいたま市民なので埼玉の高校に行って甲子園に出たいという思いで浦和学院に入った。応援してくれる方や協力していただいた方に恩返しできるように、全国制覇目指して頑張りたい」
(テレ玉ニュース)