東京六大学野球秋季リーグは24日、3回戦2試合を行い、慶大が明大に7-3で快勝し、2勝1敗とし勝ち点を2に伸ばし、早大は立大を3-0で下し、2勝1敗とし勝ち点1を挙げた。慶大は11安打で7点を奪い、早大はプロ注目の左腕・小島和哉投手(4年)が4安打完封で今季2勝目、リーグ通算20勝目を挙げた。
エース兼主将の小島が、一回に2番打者のゴロを利き腕の左手人さし指に当てた(記録は内野安打)ものの、4安打9奪三振の完封勝ちに「最初は体が重かったけど、(打球を)当てた後は軽くなった」と胸を張った。13奪三振の1失点完投だった1回戦に続く勝利で現役最多を更新する通算20勝目。「小島に尽きる」と高橋監督も絶賛し、視察したプロ7球団のスカウトの評価も高まった。
(サンスポ)
早大・小島が完封「1つの区切り」リーグ通算20勝
今秋ドラフト候補の早大・小島和哉投手(4年=浦和学院)が、4安打完封でリーグ通算20勝目を挙げた。
9回1失点で完投した初戦から中1日の先発マウンド。序盤は「体が重かった」と振り返ったが、1回1死の場面でゴロを左手ではじいた後に「気合が入って、体にキレが出始めた」。当たった直後はしびれで感覚がなかったが、イニングを重ねるたびにギアが上がって、9回を投げきった。
節目の20勝目に「1つの区切り。勝てて良かったです」と笑顔で振り返った。
(日刊スポーツ)
早大・小島4安打完封で通算20勝 ドラフト上位候補にスカウト5球団
3回戦2試合が行われた。早大の小島和哉投手(4年)が4安打完封の好投でリーグ通算20勝目をマーク。立大に雪辱し、今季初の勝ち点を挙げた。
ドラフト候補のエース左腕・小島が節目のリーグ通算20勝を完封で飾った。147球を投じた1回戦から中1日とあって「疲れた。大学に来て体は一番きつかったが勝てて良かった」。初回に打球を止めようと左手を出し「しびれて感覚がなかった」というが、自己最速にあと1キロと迫る146キロ。今夏の海外遠征続きの合間に動画サイトを見て研究したカットボールを交えて、相手打線に的を絞らせなかった。
5球団のスカウトが視察し、広島の苑田聡彦スカウト統括部長は「十分、上位候補」と高評価。今季初の勝ち点1を挙げ、小島は「優勝して終わりたい」と腕をぶした。
(スポニチ)