浦学、東農大三にコールド勝ちで5回戦進出　吉田瑞が2ラン「楽な試合はない」

【写真】３回表浦和学院１死一塁、左越え２点本塁打を放ち三塁に向かう吉田瑞

　第８日は４回戦１６試合を行い、１６強が決定。坂戸が初めてベスト１６に進んだ。

　坂戸は与野に９－２で七回コールド勝ち。西武文理は７－２でＣシード埼玉栄を下し、川口はＣシード浦和実を１０－５で退けた。滑川総合は五回に一挙７点を奪い、７－１でＤシード叡明に快勝。熊谷商はＤシード細田学園を４－１で破り、山村学園もＤシード大宮東に７－０で七回コールド勝ちした。浦和学院、花咲徳栄のＡシード勢に上尾、昌平の両Ｂシードも、順当に５回戦へ進出した。

　第９日は２２日、県営大宮など３球場で５回戦８試合が行われ、ベスト８が決まる。

（埼玉新聞）

浦和学院が3戦連続コールドで16強　吉田瑞樹が2ラン

　春の県王者浦和学院は、７回コールドで１６強入りを決めた。今大会３試合すべてコールド勝ち。

　２試合連続で吉田匠吾内野手（３年）が先発。５回を被安打２の無失点に抑え、試合の流れを作った。２番手の芳野大輝投手（２年）も、２イニングを無安打無失点に抑え、完封リレー。森士監督（５７）は「先発の吉田と芳野の２人がよく放ってくれた。（初回に）先制点が取れて、自分たちのペースで試合を運べたことがよかった」と振り返った。

　打線は、初回に２点を先制。３回は１死一塁、４番の吉田瑞樹捕手（３年）がスライダーをとらえて右翼スタンドへの２ランを放った。高校通算７号で「打った瞬間に行くかなと思った」と振り返った。

　初回は１死二塁でスライダーを打ち損じ、遊ゴロに倒れていた。野選で出塁する形にはなったが「スライダーを引っかけてしまったので、（３回は）そのスライダーを狙って（本塁打が）打てたのでよかった」と納得の表情だった。

（日刊スポーツ）

浦和学院、3戦連続コールド勝ち　主砲吉田瑞樹が2ラン＆完封リード「楽な試合はない」

本塁打に好リードと攻守に貢献した吉田瑞

　今春の埼玉王者・浦和学院が３試合連続のコールドで５回戦に進出した。４番の吉田瑞樹捕手（３年）が今大会初アーチとなる２ラン。女房役としては２投手を好リードし、無失点リレーに導いた。

　捕手としての読みで豪快アーチを突き刺した。四回１死一塁から左翼へ高校通算７号。狙ったのは第１打席で打ち取られたスライダー。同じ配球で来ると読み、「多少なりとも生きたかなと思います」とはにかんだ。

　捕手としても相手打線に仕事をさせなかった。今大会はここまで、すでに７人が登板するなど充実の投手陣を引っ張る。タイプの異なる投手を受け、「楽しいですね」とキッパリ。「楽な試合は１試合もない」と主将らしく、３年ぶりの夏切符へ気を引き締めた。

（デイリースポーツ）

浦和学院が吉田瑞の2ランなどで快勝　東農大三に7回コールド勝ち

吉田瑞樹捕手（右）が左越え２ランを放ち、迎えられた

　浦和学院は投打がかみ合い５回戦進出を決めた。打線は吉田瑞樹捕手（３年）の三回の左越え２ランなど９安打で８点を奪った。投げては、右腕・吉田匠吾投手（３年）が５回２安打無失点、左腕・芳野大輝投手（２年）投手が２回無安打無失点の〝０封リレー〟を飾った。

　吉田瑞は「最初の打席でスライダーを引っ掛けていて（記録は遊ゴロ野選）、その球を狙った。打った瞬間いったと思った。通算７本目」と笑顔を見せた。

　森士監督は「勢いを買って、（本来遊撃手の）吉田（匠吾）を先発で投げさせた。よく投げてくれ、先制できたし、他の野手の調子も上がってきている」と手応えを口にした。

（サンスポ）

浦和学院、4番・吉田瑞「打った瞬間、いくかな」　手応え十分2ランで16強貢献

３回に２ランを放った４番・吉田瑞樹

　埼玉春季大会の王者・浦和学院が東農大三に８－０で７回コールド勝ち。「４番・捕手」の吉田瑞樹（３年）は２安打２打点で大勝に貢献した。

　３回は左越えに高校通算７号となる２ランを放ち「打った瞬間、いくかなと思いました」と手応え十分。

　ここまでの３試合で計５失点に封じるリードも光る扇の要は「もっと自分たちのレベルを上げたい」と表情を引き締めた。

（スポニチ）

試合結果

全国選手権埼玉大会・4回戦（7/19・県営大宮）

打撃成績

投手成績

チーム成績