【写真】5打数3安打5打点と貢献した浦和学院・金田
「練習試合、浦和学院20-6国学院久我山」(19日、浦和学院グラウンド)
今春センバツで4強入りした浦和学院と国学院久我山が練習試合を行った。浦和学院が大量得点を奪い勝利。夏の県大会に向け、自信を付けた。
浦和学院は初回に2点を先制。四回には3点を献上するも、打線が繋がり4回まで毎回得点を奪った。
五回の攻撃は無得点に終わったが、7-3で迎えた六回、2死一、三塁でプロ注目・金田優太内野手(3年)が2点適時三塁打を放ち流れを渡さなかった。金田はその後も2打席連続で適時打を放ち、5打数3安打5打点と大暴れ。「五回以外毎回得点できたのが一番の成果だった」とこの日の試合を振り返った。
九回からは遊撃の守備からマウンドに上がり、1回を投げて3安打3失点。「ピッチングはまだまだ。自分の中で乱れていた」と悔しい表情を見せたが、「自分の感覚を大切にして、焦らず夏までに間に合わせたい」と切り替えた。
夏の聖地切符をかけた埼玉大会は7月8日に開幕。浦和学院は10日に浦和東と初戦を迎える。金田は「まずは埼玉で勝つのは当たり前。初戦から一戦必勝で甲子園をつかみ取りたい」と力を込めた。
(デイリースポーツ)
浦和学院がセンバツ4強対決で国学院久我山に20得点大勝 エース宮城誇南は7回3失点も反省
センバツ4強対決は打線爆発の浦和学院に軍配が上がった。
初回に盗塁など足を絡めて2点を奪うと、その後も5回以外は毎回得点を記録。7、8回には打者一巡の猛攻があり、2回で一挙11得点を挙げ、一気に17点差に広げた。
9回に国学院久我山が3点を奪うも及ばず。浦和学院は17安打でスタメン全員安打を達成した。
エース左腕・宮城誇南投手(3年)は7回5安打3失点と力投した。「打線のおかげで勝てた。3失点したことで課題が見つけられた」と話した。自身も1打数1安打2四死球と投打で活躍し、「関東大会以来の打席だった。夏に向けて打撃の準備もしていきたい」と力を込めた。夏の大会連覇へ、浦和学院の勢いは止まらない。
(日刊スポーツ)