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<シード校戦力分析>Aシード浦和学院、積極起用で王座奪還

【写真】自慢の長打力で強力打線をけん引する浦和学院の4番喜屋武

 4季連続優勝を飾って絶対王者で臨んだ昨夏とは違い、今年は3季連続準優勝と王者を追う立場で夏に入る。森監督は「頂点を前にして負けた悔しい思いをぶつけてほしい」と期待を込める。

 選抜大会4強の前チームに比べて投打で迫力に欠けるが、総合力は高い。春季県大会5試合で43得点の打線はつなぐ意識が徹底されている。小林、月山、濱野、喜屋武の1~4番は長打力と走力があり、塁に出すと厄介だ。決勝までの全7試合を想定し控え選手の積極的な起用が考えられ、試合ごとに先発メンバーが入れ替わる。

 投手陣はエースの左腕伊藤を軸に渡邉、月野、田中の140キロ中盤右腕トリオと左腕鈴木夕、右腕山崎ら6人で夏を戦う。チェンジアップが不規則に落ちるエース伊藤の奮闘は欠かせない。

対戦戦績

回戦 勝敗 結果 対戦相手
【春季県大会】
2回戦 8-0(7C) 春日部工
3回戦 11-7 埼玉栄
準々決勝 11-5 西武台
準決勝 11-0(5C) 市川越
決勝 2-6 昌平
【春季関東大会】
2回戦 3-4 専大松戸

予想オーダー

打順 選手名 守備位置
小林 中堅手
2 月山 二塁手
3 濱野 左翼手
喜屋武 右翼手
三井 三塁手
6 篠塚 捕手
7 西田 一塁手
伊藤 投手
9 石田 遊撃手

※丸数字は左打者

(埼玉新聞)

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