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ロッテ・小島和哉は3700万円増、1億500万円で大台突破 今季はチームトップタイ10勝

 ロッテ・小島和哉投手(27)が21日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、3700万円増の1億500万円(金額は推定)でサイン。大台突破に「過去の自分にいっても、絶対にウソといわれる。一つの目標としてやってきたので、うれしい」と話した。プロ5年目の今季は開幕投手を務め、自己最多の25試合に登板。チームトップタイの10勝(6敗)を挙げ、防御率3・47を記録した。

 勝てば2位、負ければ4位の状況で迎えたレギュラーシーズン最終戦の楽天戦(楽天モバイルパーク)では7回無失点で勝ち投手となり、1勝1敗で迎えたソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(ZOZOマリン)では七回途中無失点の好投で試合をつくった。負けられない大一番で実力を発揮し、チームを支えた。

 「まだまだ課題もたくさんあって、反省することもたくさんあると思うけど、ここ2、3年くらいはしっかり投げられていると思うので、そこはしっかり親に感謝して、また来年1からしっかり頑張りたいと思います」と振り返った。

 来季に向けて、「吉井さんと以前お話ししたときに、僕の投球スタイルは、楽譜をきれいにひいているだけのピッチングに感じるといわれて。吉井さんが求めているものは、音は多少外れても勢いのある〝演奏〟。完璧を目指したくなるのは、当たり前だけど、それより大事なものもあるという話をしてもらったので、そういう選手になりたい」と力を込めた。

 今オフは早大の先輩にあたるソフトバンク・和田毅投手(42)に〝弟子入り〟する。「技術も、考え方も、取り組みも、一つでも多く勉強したい」と見据えた。来季の目標としては「1年間投げるのは当たり前。170イニングは投げたいし、防御率も2点台前半でいけたら」とし、フル回転の活躍を誓った。

(サンスポ)

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