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ロッテ・小島和哉、9回105球 無四球1失点完投で3勝目「最後まで投げられて良かった」

 ロッテ・小島が5安打1失点、無四球完投でチームトップの佐々木に並ぶ3勝目を挙げた。完封した4月5日オリックス戦に続く今季2度目の完投で、無四球では21年10月3日楽天戦以来3年ぶり。「内容はどうあれ、最後まで投げられて良かった」と胸を張った。

 直球が本来の調子ではなく、3回には石原に143キロの直球を左翼席に運ばれた。それでも変化球でしのぎ、尻上がりに直球の威力も戻ると4回以降は二塁を踏ませず、105球で終わらせた。子供の頃は野球と水泳に取り組み、小5で「苦渋の選択」の末に野球を選んだ。水泳で心肺や肩周りを鍛えたことは野球にも生きている。チームを2連勝に導き借金1と完済間近。「良い選択をしたかなと思います」と笑った。

(スポニチ)

「オジ」ことエース小島が無四球完投 前日とは違う”オジさんの日”になるも「こどもの日なので邪魔しない(笑い)」

 ロッテのエース・小島和哉投手が、こどもの日にヒーローになった。5安打1失点の無四球完投で、今季3勝目。3回先頭の石原にソロを許したが、この回以外は二塁を踏ませない投球を見せ、「途中から真っすぐに切り替え、どんどんよくなった。都志也がうまく引っ張ってくれた」と、相方・佐藤に感謝を込めた。

 打線は初回1死三塁で3番・角中の犠飛で先制。続く2回には、1死三塁で7番・中村奨が中前に鋭い打球ではじき返し、自身16試合ぶりの適時打で2点目を挙げた。2-1で迎えた5回には2死二塁から角中が中前適時打で再び2点差とした。7回には2死から岡が四球で出塁すると、盗塁で二塁へ進み、藤岡の中前適時打で追加点を挙げた。

 前日は荻野、角中、ソトらベテラン勢が躍動した”おじさんの日”だった。今回は愛称「オジ」こと小島が快投を見せ、”オジさん”の日になったが、本人は「(オジさんの日?)ふふふっ…おもろくなっ!!(笑い)」とすかさずツッコミ。サインなど積極的にファンサービスに応じ、日頃から子供に優しい小島は「今日はこどもの日なので、邪魔しないようにしますよ」と笑顔を見せ、“主役の座”は譲った。

 チームは、2カード連続の勝ち越しで3位に浮上した。お立ち台に上がったヒーロー左腕は、子供たちに「僕も小さい頃に水泳と野球やっていたので、いろんなスポーツに取り組んでもらえたらうれしいです」と、エールを送った。

(スポーツ報知)

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