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浦和学院、立教新座破り決勝進出&2年連続24度目の春関東切符 春季県高校野球

【写真】ガッツポーズを見せる浦和学院の選手たち。左から佐々木蓮也、玉榮久豊、蜂巣祥万、深谷漣

 (第7日、4日・県営大宮)

 準決勝2試合を行い、花咲徳栄と浦和学院がそれぞれ勝って決勝に進んだ。両校は春季関東大会(16~19、23、24日・千葉)の出場権を得た。決勝進出と関東大会出場は、花咲徳栄が2年ぶり13度目。浦和学院は2年連続24度目となった。

 花咲徳栄は昌平に8-3で勝利した。3-3で迎えた八回に谷口の適時打などで5点を奪い、勝負を決めた。浦和学院は立教新座に17-5で大勝した。一回から玉榮の先頭打者本塁打を含む打者12人の猛攻で一挙7得点し、主導権を握った。

 決勝は最終日の5日、県営大宮で、花咲徳栄-浦和学院のカードで実施する(午前10時)。

浦学猛攻17得点大勝 超攻撃序盤から圧倒

1回表浦和学院2死三塁、玉榮が左翼線に適時二塁打を放つ。捕手仙波

 浦和学院が自慢の打線で立教新座を圧倒した。一回と七回には打者一巡以上の猛攻。超攻撃野球は体現できたが、主将の蜂巣は「次の1点が遠かった。コールドで決め切りたかった」と素直な気持ちを口にした。コールドまであとアウト一つとなった場面からの決着をつける力が足りなかった。

 先制攻撃は玉榮の先頭打者本塁打から始まった。「積極的に行こうという気持ちだった。風にうまく乗ってくれた」という一発は左翼席に飛び込んだ。ここから打線が勢いづき、大量7点を挙げて一気に流れを呼び込んだ。

 玉榮は七回にも左翼席に2点本塁打を放つなど、4安打5打点と大暴れ。森監督は「思い切りよく振れる良さを出してくれた」とたたえた。

 先発を任された2年の佐々木は今年に入って初の先発。注意していた相手主軸を抑え、2失点。ただ、5回を投げて与えた四死球が四つと、課題も残した。「秋は自分が投げて負けた。借りを返したい」と花咲徳栄との決勝に向けて闘志を燃やした。

決勝見どころ 昨秋再現か、雪辱なるか

 昨秋の県大会決勝を戦ったAシードの両校が、再び決勝の舞台で顔を合わせた。再び花咲徳栄が勝利をつかむのか。それとも浦和学院が雪辱を果たすのか。

 花咲徳栄は2年生投手陣が安定感を発揮している。直球にキレがある左腕古賀、速球派の右腕石田を軸に守りが堅い。センバツ3試合で28得点の強力打線も健在で、好調な笹崎、佐伯、奥野の中軸は準決勝でも全員が打点を挙げた。

 対する浦和学院も打線が勢いを増している。準決勝で2本塁打を放った1番玉榮や、ここまで14打数10安打の2番藤澤が打撃陣をけん引。準決勝で投手5人を使っており、疲労が勝負にどう影響するか。

(埼玉新聞)

浦和学院・玉榮久豊、2発含む4安打5打点「仲間のために」あと1本でサイクル安打

7回、2死三塁から左越え2ラン本塁打を放つ、浦和学院の玉榮久豊

 浦和学院が立教新座を破り、2年連続24回目の決勝進出を決めた。同校は5月16日から行われる春季関東大会(千葉)に出場する。

 玉榮久豊内野手(3年)がサイクル安打達成に迫る、2本塁打を含む5打数4安打5打点の活躍で打線をけん引した。

 今年のチームのスローガン「先制打」を体現した。玉榮は初回、1ボールからの真っすぐを捉えると、打球はレフト芝生席に飛び込んだ。「狙った通りにスイングができました。入るとは思っていなかったんですが、風に乗ってくれました」。

 この回、打者一巡で迎えた2度目の打席では、2死三塁で左越え適時二塁打。5回は2死二塁から右前適時打。あと三塁打1本でサイクル安打達成の期待がかかった第5打席の7回には、2死三塁からスライダーを捉えて左越え2ラン本塁打。「(サイクル安打は)考えていませんでした。チームが勝てればいいと思っていたので」。普段はムードメーカーで明るい性格も、チームのための1本に感情を押し殺し、淡々とダイヤモンドを駆けぬけた。

 準々決勝終了後、選手たちはミーティングで新たに「仲間のために」というスローガンを掲げた。蜂巣祥万主将(3年)は「関東大会出場も大事な目標ですが、まずは決勝戦を全員で戦おう、と決めたんです」。登録選手は25人も、ベンチ入りできるのは20人。今大会から、決勝戦だけは登録選手25人がベンチ入りできるという(ただし、試合に出場できるのは20人)。

 決勝戦、25人全員ベンチで戦う。思いをひとつにして臨んだ試合。玉榮も、この冬取り組んだウエートに食トレの成果をチームメートのために、存分に発揮した。蜂巣は「あとは勝つだけです」と、明日の優勝を誓った。

(日刊スポーツ)

浦和学院が玉榮久豊の2発などで立教新座を圧倒 2年連続の春Vへ森監督「秋に負けた悔しさを前面に出して」

7回にこの日2本目の本塁打を放つ浦和学院・玉榮久豊

 春季埼玉県高校野球大会の準決勝が行われ、浦和学院が立教新座に大勝を収め決勝へと駒を進めた。合計17安打17得点と、打線が爆発した。

 初回からたたみかけた。1番・玉榮久豊内野手(3年)が左越えの先頭打者弾を放つと、そこから打者一巡の猛攻で7点を先制した。玉榮は6回に右前適時打、7回にはこの試合2本目となる左越え2ランを放ち、5打数4安打5打点と活躍した。試合後「自分の持ち味は積極性を活かしたミート力の高さや選球眼。そこを買われて1番打者として使ってもらっていると思うので、それが発揮できて良かった」と振り返った。

 打線好調の秘訣はオフの取り組みにあった。昨秋の関東大会で山梨学院に負けて以来、チーム全体でウエイトトレーニングに力を入れてきた。また、トレーニング後の休憩時間を増やし、その時間で間食を取り入れるなど、増量の面でも努力した。冬場のトレーニングの成果は、下半身の安定、スイングの力強さなどで実感。森大監督(35)も「秋に負けたときの(花咲)徳栄さんの打線は良かったと思うんですけど、そこに遜色ない打線がようやく作れている」と進化を実感している。

 チームは関東大会の出場権と、決勝進出をきめた。明日5日には、昨秋の県大会決勝で敗れた花咲徳栄と再戦。森監督は「明日はやっぱり秋に負けた悔しさっていうのを前面に出してやってもらいたい。決勝という重みを感じて、花咲徳栄を倒すためにしっかり準備したい」と雪辱に燃えた。

(スポーツ報知)

試合結果

春季県大会・準決勝(5/4・県営大宮)

TEAM123456789HE
浦和学院70001020717170
立教新座002001200582
【浦】佐々木、西村、深谷、星、伊藤-内藤
【立】山田、福田、前林、増田、筒井、塚田-仙波
玉榮2(浦)
西村(浦)
玉榮、伊藤、藤澤2、鈴木(浦)石川2、仙波(立)

打撃成績

 浦和学院
位置選手名打数安打打点
⑤4玉榮545
藤澤421
鈴木622
内藤521
⑥1伊藤531
④6法量300
⑨1西村113
1深谷110
H三浦100
1000
H5大宮100
DH中川200
H→DH蜂巣100
9松井312
城間410
421715
 立教新座
位置選手名打数安打打点
三ツ橋500
安田100
7石川422
赤澤310
仙波432
梶川300
小澤300
DH井上411
4南原000
穂坂000
H100
4→6矢部100
⑥1塚田310
3285

投手成績

 浦和学院
選手名安打三振四球死球失点自責
佐々木5354021
西村0/3001011
深谷2421022
1000100
伊藤1110000
9886154
 立教新座
選手名安打三振四球死球失点自責
山田0/3100122
福田1/3301033
前林1 2/3202020
増田2001000
筒井4 1/3933087
塚田2/3211021
9174811713

チーム成績

TEAM攻撃守備
三振四死球犠打盗塁残塁失策併殺
浦和学院4924901
立教新座8710820

浦和学院が17安打17得点で立教新座に大勝した。浦和学院は一回、玉榮の先頭打者本塁打で先制すると、内藤の適時打、西村の3点三塁打など打者12人で7点を挙げた。七回に玉榮の2点本塁打、九回には再び7得点して突き放した。立教新座は六回に井上の適時打、七回に仙波の2点打で追い上げたが、一回の失点が響いた。

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