<ウエスタンリーグ:広島5-7オリックス>◇6日◇由宇
右肩痛から復活を目指す広島大竹寛投手(27)が6日、オリックス戦に先発し、3回無失点の好投を見せた。1回、いきなり二塁打を浴び、1死三塁のピンチを招くが、変化球を駆使して後続を断った。この日は最速146キロを計測し、制球の良さも光った。「投げているときにアクシデントがなかったのが僕にとっての収穫」と振り返った。
復帰初戦だった3月27日の2軍中日戦から中9日。「投げたあと、思ったより肩の反動がありました。回復度合いが速まることが大事」と課題も口にする。それでも、山崎2軍監督が「進歩したんじゃないか。投げられたことは朗報だよ」と話すように、1歩前進したのは間違いない。
(日刊スポーツ)