◇抽選会は今月19日
県高校野球連盟と朝日新聞社は5日、第94回全国高校野球選手権埼玉大会(県高野連、朝日新聞社主催、県教委後援)の運営委員会を開き、大会日程を7月11~28日と決めた。開会式は7月11日午前11時、県営大宮球場である。
少子化などから日本高野連は5月、学校統廃合に関係なく部員不足の高校同士で連合チームをつくり公式戦に出場することを認めた。そのため、(1)鶴ケ島清風と越生(2)自由の森学園と福岡、上尾鷹の台はそれぞれ連合チームを結成する。来年度に統合が決まっている幸手商と幸手も昨年同様、連合チームで挑む。これで出場予定は162校158チームになった。
組み合わせ抽選会は19日午前11時から、さいたま市大宮区の市民会館おおみやで開かれる。南稜や埼玉栄など、春季県大会で16強入りしたチームはシードされ、2回戦から出場する。
優勝校は8月8日から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる全国選手権大会に出場する。
埼玉大会の使用球場は、県営大宮▽市営大宮▽上尾市民▽市営浦和▽川越初雁▽熊谷公園▽越谷市民▽朝霞市営▽岩槻川通▽川口市営▽所沢航空の11球場。
開会式当日は入場無料。ほかの試合日は一般500円、中高生200円。小学生以下、引率者がいる少年野球・中学生チーム、障害者とその介添え者1人は無料。
運営委員会では、東京電力福島第一原発事故による電力不足から、決勝開始を昨年に続き、電力消費の多い昼を避けて午前10時にした。今大会の収益金の一部を被災した岩手、宮城、福島の3県高野連に支援金として送ることに決めた。
◇開幕戦の始球式 投手募集
■小学6年生1人 22日必着
第94回全国高校野球選手権埼玉大会は7月11日、県営大宮球場で開幕します。開幕戦で始球式を務める小学生の投手1人を募集します。奮ってご応募ください。
■資格 県内在住の小学6年生(要引率者)。
<応募方法>
はがきで、〒330・8557(所番地不要) 朝日新聞さいたま総局「夏の高校野球 始球式」係へお申し込みください。裏面には住所、氏名、年齢、電話番号、保護者名、学校名、学校の電話番号、野球歴(所属チームも)を明記ください。出場について、学校や所属チームと事前確認をお願いします。
■締め切り 6月22日(金)必着
応募者の中から抽選し、当選は通知をもってかえさせていただきます。
(朝日新聞埼玉版)
◇夏の高校野球埼玉大会 来月11日開幕
県高校野球連盟(大塚英男会長)は5日、上尾市のスポーツ総合センターで第94回全国高校野球選手権埼玉大会の運営委員会を開き、ことしの大会期間を7月11日から28日にすることを決定。出場校は昨年より1チーム減の158チームになる見込みで、合同チームも3チーム出場する。
組み合わせ抽選会は19日に、さいたま市民会館おおみやで実施する。開会式は11日午前11時から県営大宮球場で行われ、決勝は28日午前10時から同球場でプレーボールの予定。優勝校は全国高校選手権(8月8~22日・甲子園)に出場する。
今大会から、部員不足(8人以下)の高校による連合チームの出場が認められ、福岡、自由の森、上尾鷹の台の3校、越生、鶴ケ島清風の2校による連合が2チーム。来年度に統合する幸手・幸手商も前回に続き合同で出場する。
試合会場は県営大宮など計11球場。シード校は春季県大会のベスト16が対象で第1シードは同優勝の南稜、同準優勝の埼玉栄が第2シード。同3、4位の春日部東、川口がそれぞれ第3、4シードに入る。残り12校のシード枠は抽選会で決まる。
選手宣誓は第94回大会にちなみ、抽選会で94番を引いたチームが務める。入場料は一般500円、中高生200円、小学生以下と開会式は無料。
(埼玉新聞)