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「砂の感触が独特」 浦和学院が甲子園練習

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【写真】グラウンドに駆け出す選手たち=阪神甲子園球場(朝日新聞)

 埼玉代表の浦和学院の選手たちは4日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で約30分間の公式練習をした。今春の選抜大会以来の甲子園。炎天下のなか、大舞台の雰囲気を体全体で感じながら、顔を汗と泥だらけにしてボールを追った。

 「行くぞ!」

 午前11時半、サイレンを合図に、横一列に並んでいた選手たちが三塁側ベンチからグラウンドに駆け出した。守備練習では森士監督のノックに飛びつき、内外野の連係を確かめ、打撃では1人3球交代で外野に球を運んだ。

 二塁手の緑川皐太朗選手(3年)は「砂の感触が独特。バウンドの具合を覚えておきたい」。今春の選抜大会で4番だった笹川晃平選手(3年)は「甲子園はやっぱりいい」と話し、したたる汗をぬぐった。

 最後に投手陣が捕手3人を座らせ、次々に投げ込んだ。小島和哉投手(1年)は「夢みたい。マウンドからホームが近く感じた」と興奮した様子だった。

 選手たちは午後にも約2時間、兵庫県伊丹市の球場で軽く汗を流した。

 5日の抽選会でいよいよ対戦校が決まる。

(朝日新聞埼玉版)

◇浦学ナイン、開幕に向け甲子園で練習

 第94回全国高校野球選手権大会(8日開幕)に出場する浦和学院は4日、兵庫県西宮市の甲子園球場で練習を行い、ナインはきびきびとした動きを見せた。

 今春も甲子園を経験しているが、ゲームの様々な状況を想定したノックでグラウンドの広さや風の感覚を取り戻していた。フリー打撃で各選手はセンター方向を意識したバッティングを披露。佐藤拓也ら投手陣は軽めの投球をした。

 森士(おさむ)監督は「この夏に戦えるチャンスをもらった喜びをかみしめ、一戦必勝で臨みたい」と話し、明石飛真主将は「どこが相手でも、全力でプレーする自分たちの野球をしたい」と闘志をみなぎらせた。

(読売新聞埼玉版)

◇「行くぞ」の掛け声 浦和学院が公式練習

 第94回全国高校野球選手権大会に出場する県代表の浦和学院が四日、兵庫県西宮市の甲子園球場で公式練習に臨んだ。選手たちは規定の30分間、ノックや打撃練習で精力的に汗を流した。

 「行くぞ!」。明石飛真主将(三年)の掛け声で、グラウンドへと駆け出していった選手たち。4年ぶりの出場とはいえ、春の選抜大会を経験。選手たちは決して浮足立つこともなく、事前に組まれていたメニューを元気にこなしていった。

 動きを確認した森士(おさむ)監督も「選手は落ち着いて、グラウンドをかみしめてやっていた」と、満足げに話した。

 春の選抜大会では、優勝した大阪桐蔭に準々決勝で惜しくも逆転負けした。雪辱に燃え、厳しい練習に取り組んできた。県予選から二年生ながら4番に起用されている山根佑太選手は「大阪桐蔭に春負けているので、ぜひやりたい。勝ちたいです」と意気込む。浦和学院の対戦相手は五日の組み合わせ抽選会で決まる。

(東京新聞埼玉版)

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