県高校野球連盟(吉野龍男会長)は17日、さいたま市大宮区のさいたま市民会館おおみやで第98回全国高校野球選手権埼玉大会の運営委員会を開き、今年の大会期間を7月9日から同26日にすることを決定した。参加チーム数は昨年から1チーム増の158チームとなる見込みで、連合は1チームが出場する予定。
組み合わせ抽選会は24日、さいたま市民会館おおみやで実施。今回も到着順に予備抽選を行い、くじを引く順番を決める。開会式は9日午前11時から県営大宮で実施し、順調に日程を消化すれば決勝は26日午前10時プレーボール。優勝チームが全国高校選手権(8月7~21日・甲子園)の出場権を獲得する。
部員不足により第94回大会から参加が認められた連合チームは今回、上尾鷹の台、上尾橘、大宮商、岩槻北陵の4校の1チームが出場する。
試合会場は県営大宮など10球場。シード校は春季県大会のベスト16以上が対象となり、第1シード(Aシード)は県大会優勝の浦和学院、同準優勝の花咲徳栄が第2シード(Aシード)。残り14校のシード枠は抽選会で決定。同4強の上尾、山村学園は第3、4シード(Bシード)に入り、同8強がCシード、同16強がDシードに収まる。
選手宣誓は第98回大会にちなんで、抽選会で98番を引き当てたチームの代表が務める。昨年に続いて熱中症対策のため、グラウンド整備を三、六回終了時に行う。入場料は一般500円、中高生200円で、小学生以下と開会式は無料。
きょうから沖縄で開幕 地方大会
第98回全国高校野球選手権大会(8月7日から15日間=準々決勝翌日の休養日を含む)の出場校を決める地方大会は18日、全国のトップを切って沖縄で開幕する。
午前9時から沖縄セルラースタジアム那覇で開会式が行われ、同球場などで1回戦6試合が予定されている。
埼玉は7月9日に開幕、最も遅いのは16日の鳥取と高知。順調に日程が消化されれば、17日に沖縄で最初の代表校が決まり、30日の神奈川、大阪、福岡で49代表校が出そろう。
(埼玉新聞)