今春の選抜大会で4強入りした浦和学院(埼玉)のエースでドラフト候補の宮城誇南(こなん)投手(3年)が、大学進学を希望し、プロ志望届は提出しない方向であることが16日、分かった。
173センチ、73キロで最速143キロの技巧派左腕はスライダー、カーブ、チェンジアップなど多彩な変化球も駆使し、今春の選抜開幕試合の大分舞鶴戦では2安打13奪三振で完封。プロ注目の投手で進路が注目されていた。
宮城は「得意な科目は英語」といい、〝オール5〟と評価されるほど、学業が優秀。東京六大学野球でのプレーを希望し、森監督との進路面談で大学進学に絞ったという。浦和学院OBで早大からロッテに入団した小島和哉投手(25)のように、神宮の杜から、次のステージを目指す。
(サンスポ)