【写真】開会式の手順を入念に確認する各校の女子生徒ら=7日午後、さいたま市大宮区の県営大宮球場
第104回全国高校野球選手権埼玉大会は8日、県営大宮球場で3年ぶりに全出場校が参加して開会式が実施され、開幕する。連合5チームを含めた147チーム(159校)が1枚の甲子園切符を懸け、26日の決勝まで熱戦を繰り広げる。
開会式を翌日に控えた7日は同球場でリハーサルが行われ、入場行進で大会プラカードや大会旗を持つ女子マネジャー、選手宣誓を務めるふじみ野の後藤航雅主将(3年)らが参加。県高校野球連盟の指導で、先導や進行の流れを入念に確認した。
開会式は午前11時開始。三郷北ー草加西の開幕戦は午後1時半開始する。今大会は、開会式と開幕試合は入場無料。同9日以降の全ての試合が有料有観客で行われる。
高校野球埼玉大会きょう開幕 3年ぶり開会式へ準備
第104回全国高校野球選手権埼玉大会の開会式を控えた7日、県営大宮球場で開会式のリハーサルが行われ、入場行進で大会プラカードや大会旗を持つ野球部の女子マネジャー、選手宣誓を行うふじみ野の後藤航雅主将(3年)らが参加。約1時間にわたって、入場行進の先導やアナウンスの手順を確認した。
今大会は南部地区の女子マネジャーが大会プラカード、国旗、大会旗持ちを担当。開会式の司会進行、場内アナウンスも分担して務める。
全出場校が参加して開会式が行われるのは3年ぶり。選手宣誓を務めるふじみ野の後藤航雅主将は「3年ぶりに開会式が行われること、コロナウイルスで満足な練習ができなかった思いを伝えていきたい」と意気込んだ。
大会プラカードを持つ新座柳瀬の岡村詩音(うたね)さん(3年)はリハーサルを終え、「楽しみで期待されている感じがした」と心境を語った。
与野の林桃子さんと市浦和の辻真成美さん(共に3年生)は開会式の司会を担当する。林さんは「開会式を見るのも初めてで緊張している」。辻さんは「この場所に立てることを誇りに思いたい」と目を輝かせた。
(埼玉新聞)