県高野連、昨夏の優秀選手表彰　浦和学院・三井雄心ら17人選出

【写真】第１０６回全国高校野球選手権埼玉大会の優秀選手ら表彰された選手たち＝２８日、さいたま市文化センター

　県高校野球連盟は２８日、さいたま市文化センターで日本学生野球協会表彰選手と昨夏の第１０６回全国高校野球選手権埼玉大会の優秀選手計１７人らを表彰した。

　日本学生野球協会表彰選手には、昨夏５年ぶりの甲子園出場を果たした花咲徳栄の前主将・生田目奏中堅手が選ばれた。生田目中堅手は「花咲徳栄の主将として甲子園に出場できて、仲間には感謝しかない。埼玉代表の一人に選ばれてとても光栄」と授賞を喜んだ。

　埼玉大会の優秀選手には、８度目の栄冠に輝いた花咲徳栄から上原堆我投手ら最多の５人が選出された。準優勝の昌平からは山根大翔中堅手ら３人、４強の山村学園と春日部共栄からはそれぞれ２人が選ばれた。

　日本高野連の善行表彰も行われ、昨年７月に練習場の近隣住宅で起きた火災の消火活動に当たった熊谷商に贈られた。また、第９７回選抜野球大会の２１世紀枠に推薦された川口市立も表彰された。川口市立の沢田渉主将は「光栄な賞を受けた。チームはもっと成長する」と今後の活躍を誓った。

（埼玉新聞）