【写真】入場行進の練習を行う各校の生徒たち=8日午後、県営大宮
第107回全国高校野球選手権埼玉大会の開会式を翌日に控えた8日、県営大宮球場で開会式のリハーサルが行われた。入場行進で大会プラカードを持つ野球部のマネジャー、選手宣誓を行う坂戸西の金子陽樹主将(3年)らが参加。約1時間にわたり、行進の先導や役割の手順を確認した。
今大会は西部地区のマネジャーが大会プラカード、国旗、大会旗持ちを担当。開会式の司会進行、場内アナウンスも分担して務める。選手宣誓は組み合わせ抽選会で大会回数と同じ107番を引いた金子主将が担う。大役を目前に控え「感謝の気持ちを持って力強く言い切る。絶対に成功させる」と意気込んだ。
大会プラカードを持ち、入場行進の先導を務める狭山清陵の宮沢明愛さん(3年)は「部員や先生への感謝の気持ちを忘れず、胸を張って笑顔で歩きたい」と話した。場内アナウンスは所沢北の清水柚杏さん(3年)と坂戸の神谷紗輝さん(3年)が務める。
開会式当日の司会は、所沢西の藤野渚紗さん(3年)と所沢の横尾愛子さん(3年)が担当。横尾さんは「本当に楽しみで緊張はない。いつも通りに、気持ちの良いアナウンスがしたい」と本番へ胸を高鳴らせた。
(埼玉新聞)