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浦和学院・藤井健翔選手、読売ジャイアンツが6位指名 プロ野球ドラフト会議

【写真】巨人から6位指名された浦和学院の藤井(中央)

ドラ6浦和学院・藤井健翔は打球速度160キロ超のロマン砲「将来の4番打者として期待」

 巨人は6位で高校通算35本塁打の浦和学院・藤井健翔(けんしょう)内野手を指名した。5位までは大学、社会人の即戦力を指名しており、6位で初めて高校生を指名した。

 身長181センチ、96キロの恵まれた体格で、右打席から打球速度160キロ超を記録した高校生離れしたパワーを誇る大砲候補。担当の大場スカウトは「高校通算35本塁打の右の大型スラッガー。力強いスイングでパンチ力があり、逆方向にも長打が打てる。守備は一塁手、三塁手をこなせ、ハンドリングも柔らかい。将来の4番打者として期待」とコメントした。

(スポーツ報知)

「浦学のジャッジ」浦和学院・藤井健翔が巨人6位

胴上げされる巨人6位指名の浦和学院・藤井

 結果を恐れず、己を信じて夢のプロ入りをつかんだ。

 「浦学のアーロン・ジャッジ」こと、浦和学院・藤井健翔外野手(3年)は巨人の支配下選手唯一の高卒選手で最終指名の6位に滑り込んだ。「改めてプロの世界に入るということで、自分の中でももう一つ覚悟ができた」。ぎりぎりの指名には一瞬笑顔を見せたが、すぐに引き締めた。

 身長181センチ、体重96キロの恵まれた体を生かし、高校通算35本塁打を放ったスラッガー。いつしか埼玉県内のフォンからヤンキースの世界的名手と重ねられ、スカウトからも将来性を見込まれていた。

 ドラフト会議最終盤で導かれたのは、目標とする岡本和真内野手がいる伝統球団。プロ入り後は、岡本も成し遂げた「打率3割30本塁打」を打ち立てた。

 今オフにメジャー挑戦を表明している巨人岡本については、「しゃべってみたいところは全て。やっぱり超大力の秘訣(ひけつ)だったり、1年間通してしっかりホームランを量産できるところを特に聞きたい」。そして、「日本にいる限り、自分は岡本和真選手の背中を追いかけたい」と高い志を掲げた。

 今夏の埼玉県大会は3回戦敗退。それでも、苦い記憶を消し去るかのように、再びプロ入りを目指し、バットを振り込んできた。

 同じ埼玉県内で高め合ってきたロッテ4位の昌平・櫻井ユウヤ内野手、西武5位の山村学園・横田蒼和内野手。指名漏れとなったが、東都リーグの立正大に進む同期・垣内凌外野手の存在も忘れてはならない。

 「自分の中では『ちょっとヤバイな』と思った部分もあったんですけど、これまで自分の中でやることやって覚悟はしていた」。強い気持ちで会見に臨んでいた。

 見据えるのは、やはり岡本と同じ世界のダイヤモンド。「大学生、社会人の方が上で指名されていると思うので、経験値は劣ると思うんですけど、自分は『高校生らしく』元気を一番に出してまずはそこからアピールしていきたい」。尊敬する背番号25がそうだったように-。

(日刊スポーツ)

巨人6位の浦和学院・藤井健翔「岡本選手のようなスラッガーになりたい」将来の大砲候補

 巨人6位の浦和学院・藤井健翔内野手は「大学・社会人選手の中、ただ一人最後に高校生で支配下で選んでいただき、本当にうれしいです」と感慨を口にした。

 高校通算35本塁打のパワーが魅力の右打者。「巨人は伝統ある球団で、岡本和真選手、松井秀喜さん、王貞治さんとすごいスラッガー、スーパースターばかり。自分もスーパースターになれるよう頑張りたい」と誓った。

 “浦学のアーロン・ジャッジ”として高校野球ファンにはおなじみだった。ポスティングによる大リーグ挑戦を表明したばかりの岡本について、藤井は「ジャッジ選手は好きですが、日本では岡本選手に憧れます。岡本選手のようなスラッガーになりたい」と誓った。

 将来の大砲候補は「高卒で経験値は劣っているけれど、若いので元気さで負けてはいけない。まずは元気印になりたい」と入団後を見据えた。

(デイリースポーツ)

当日の様子(浦学公式ホームページ)

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