100年目の夏開幕 157チーム、力強く行進 浦和学院、気合充満 最後の“山登り”

◇100年目の夏開幕 157チーム、力強く行進

 第97回全国高校野球選手権埼玉大会は10日、県営大宮球場で157チームが参加して開会式が行われ開幕。夢の甲子園出場を懸け、19日間にわたる熱戦の火ぶたが切って落とされた。開幕戦は開智が新座総合を8-7で下した。決勝は28日午前10時から同球場で行われ、優勝チームは全国高校野球選手権(8月6日から15日間)に出場する。

157チームの球児たちが熱気あふれる行進を見せた=10日午前、県営大宮球場

157チームの球児たちが熱気あふれる行進を見せた=10日午前、県営大宮球場

 午前11時、開幕を待ちわびた約1万4千人の観客がスタンドから見守る中、入場行進がスタートした。昨年優勝の春日部共栄を先頭に出場チームが組み合わせ番号順に登場。各チームを代表する2928人の選手が元気のよい掛け声と行進で、緑の芝と土のグラウンドを踏みしめた。

 式では春日部共栄の清水頌太主将が優勝旗を返還。安斉敏雄県高野連会長が『同じ高校生じゃないか 恐れることはない 獅子とウサギほどの差があるわけじゃないし 恐れを捨てることだ おびえをなくすことだ 彼らをまぶしく見ないことだ』と作詞家・阿久悠さんの詩を紹介し、「相手がシード校でも恐れを捨て、おびえをなくし、相手に向かっていってほしい。逆にシード校といえど持ち点があるわけではない。油断は禁物」と激励した。

 最後に選手を代表して深谷の江原敬登主将が選手宣誓し、「私たちは多くの方々に支えられ、日々大好きな野球に取り組んでいます。感謝の気持ちを忘れずに、最後まで諦めることなく、勝利を信じ、白球に全力で食らい付いていきます。そして人々に感動や楽しさを伝えられるよう精いっぱい、正々堂々とプレーすることを誓います」と選手たちの思いを代弁した。

 11日は10球場で1回戦の28試合が行われる。入場料金は一般500円(中高生は200円)、引率された少年野球・中学生チーム(引率者・保護者有料)、障害者(障害者手帳の提示)と介添者1人、小学生以下は無料。

◇Aシード浦和学院・気合充満、最後の“山登り”
選抜高校野球大会4強の浦和学院が堂々と入場行進する

選抜高校野球大会4強の浦和学院が堂々と入場行進する

 秋春2季連続で県、関東大会の頂点に立ったAシード浦和学院。選抜大会で4強入りしたチームの真価が試される最後の“山登り”を前に、選手たちの表情にも自然と気合が充満している。

 抽選会1週間前の6月中旬に主将を任された渡辺は「支えてくれた方々のおかげでここまで来られた。プレー以外の部分も大事にしていきたい」と日々の生活から隙をつぶしていくつもりだ。

 春の戦いを終えたナインは、結果を急ぐあまりに状態を崩すこともあったという。「もう一度、基本から徹底した」とゲーム主将の津田。最終目標は深紅の大優勝旗獲得だが、津田は「先を見ると足をすくわれることは全員が分かっている。一試合一試合の積み重ねが(全国制覇までの)13連勝につながる」と一戦必勝を掲げる。

 集大成の夏を迎えるエース左腕江口は「最高の状態に持っていけるように、しっかり準備している」と開幕を待ち望み、「最後の大会で力を出さなければ意味がない。目の前の試合を全員で戦いたい」と仲間との結束を誓った。

◇選手宣誓 深谷・江原主将 丸刈りで気合、力強く
力強く選手宣誓した深谷の江原敬登主将

力強く選手宣誓した深谷の江原敬登主将

 野球をプレーすることの楽しさを伝えたい―。

 深谷の江原敬登主将が力強く宣誓し、澄み渡った空に響いた。大役を果たして「緊張しましたが、後悔なくできた」と満面の笑みを見せた。

 抽選会で選手宣誓の97番を引き当て、長かった髪を「気合を入れた」と丸刈りにして臨んだ。宣誓文の内容は「お世話になった親や先生方に感謝と、野球を楽しむことの大切さを伝えたい」と自ら原稿を書き上げ、後藤監督に細かい部分を修正してもらったという。

 宣誓の練習は部員や家族の前で重ね、チームメートなどからは「早口になっている」と注意された。本番は、「ゆっくり聞き取りやすいように意識して話した」と成果を発揮し、堂々たる宣誓を披露した。

 ただ、自己採点は「後半に少しだけ、かんでしまったので80点」と苦笑い。14日に控える初戦へ向け「相手が強いので集中して、打撃力で勝負したい」と、宣誓の通り野球を楽しむことを全力プレーで表現すると誓った。

<選手宣誓全文>

 宣誓、私たちは多くの方々に支えられ、日々大好きな野球に取り組んでいます。その感謝の気持ちをいつも忘れず、最後まで諦めることなく、勝利を信じ、白球に全力で食らい付いていきます。そして、人々に、感動や楽しさを伝えられるよう精いっぱい、正々堂々とプレーすることを誓います。

(埼玉新聞)



拍手する

関連記事

コメントをお待ちしております

応援ツイートは #uragaku

ゆけ〜浦学〜! 勝利を手にしろ!
ゆけ〜浦学〜! 勝利をつかめ〜〜!
つづけ〜(たくやぁ〜)!
お前がヒーローだ〜〜〜!
ゆけ〜浦学〜! 勝負を決めろ〜〜!

浦学の頼れる主砲
山根〜佑太!
燃え上がれ 打て佑太!
お前のバットで決めてやれ
打て〜 打て〜!
山根!(佑太!) 山根!(佑太!)
押せ〜 押せ〜!
山根!(佑太!) 山根!(佑太!)

もういっちょ大学野球選手権より。#明大 の西野捕手(浦和学院)は2015年の高校生捕手の中でも屈指の強肩だった。郡司(仙台育英→慶大)、堀内(静岡→楽天)、伊藤’(中京大中京→法大)と打力も高い3選手が結果的に選ばれたが、もし夏も浦学が甲子園に出ていたなら、選考はもっと揉めていたはず。

もっと読み込む...

 

アーカイブ