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立大リードしながらノーゲームで2発幻 東京六大学野球

 立大-法大戦は17日、降雨のため5回表無死一塁で中断、そのままノーゲームとなった。立大は3回、佐藤拓也外野手(4年=浦和学院)が2ランを放って逆転。笠松悠哉三塁手(3年=大阪桐蔭)も2ランして4-2とリードしながら、試合は成立せず、本塁打も「幻」となった。第2試合に予定された明大-東大戦とともに18日に持ち越された。

 立大・佐藤拓がノーゲーム決定後、苦笑いを浮かべた。「やって欲しかった。祈っていたんですが」。50分の中断中、再開を願って待機したが、天には通じなかった。昨秋までの通算74安打は現役トップ。前日の1回戦で二塁打を放ち、この日の2ランで76本としたはずだった。「状態は悪くないんで、このまま明日に持って行きます」。首位打者を目標にするドラフト候補は自らに言い聞かせた。

(日刊スポーツ)

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