◇南197センチ85キロ 体重100キロ計画
ゴリマッチョ化でタカ投のロッドマンに!? ドラフト3位ルーキー南貴樹投手(18=埼玉・浦和学院高)が新人合同自主トレ第1クール最終日の11日、体重100キロへの大増量を目標に掲げた。
課題は身長197センチに比べ、まだまだ強化途上の体格だ。高2冬に食事量を増やし、最大90キロまでこぎ着けたが、実戦を重ねるうち85キロに逆戻り。特に下半身、デニムでいえば丈36インチ(約91センチ)に腰回り32インチ(約81センチ)が追いついていない細さが悩みで「下半身が弱いと上体に頼ることになる。これまでは正直、棒球だったと思う」と言う。
(西日本スポーツ)
◇ダルが手本!ソフトバンク南が100キロ計画
ミナミッシュになる! ソフトバンクのドラフト3位・南貴樹投手(18=浦和学院)が11日、体重100キロ計画を掲げた。現在197センチ、85キロで、日本国籍を持つ投手としては最長身。身長196センチ、100キロで、あこがれの存在である日本ハム・ダルビッシュ有投手(24)に近づくため、さらに増量する。力で押す投球スタイルもまね、球界のエースに上りつめる。
ホークスの3位ルーキー南が197センチの長身にふさわしいビルドアップを宣言した。現在体重は85キロ。目指すは大台100キロ。今オフは日本ハム・ダルビッシュが100キロ超を実現して話題を集めたが、ミナミッシュ誕生計画をスタートさせるつもりだ。
「下半身を太くしたい。100キロが理想です。背が高くて、下半身がしっかりしている斉藤(和巳)さんやダルビッシュさんのようになりたい」。
9日に始まった新人合同自主トレは、この日が第1クール最終日。ソフトバンクの昨秋キャンプで臨時コーチを務めた高西文利氏が招かれており、入団後初めて筋力トレの指導を受けた。ベンチプレスは70キロを上げる南だが、高校時代は両ひざ痛を抱え、スクワットなど下半身関連のウエートはできなかった。
「下半身を鍛えたい。そうじゃないとプロではやっていけない。僕はまだ上半身で投げている。それではいいときはいいけれど、悪いときは悪いので」。
日本ハム・ダルビッシュは4年連続で防御率1点台を記録するなど好不調の波が小さい。南は安定した下半身が快挙の原動力と見ている。球団から将来のエース候補と期待される右腕は、自らの弱点を克服すべく、強靱(きょうじん)な下半身づくりを目指すというのだ。
昨冬に体重90キロまで増えたことはあった。だが、下半身の筋トレをできなかったため、すぐに85キロに逆戻り。デニムのサイズはウエスト32インチながら、足丈は36インチでぴったり。まだプロ野球選手としては心細い足腰であるのが現状だ。
「野球動作は下半身から。投げることもバランスや(上体が)突っ込まないことを意識している」。
ミナミッシュ計画こそ、最速145キロ右腕の才能開花への1つの道標となる。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20110112-723640.html
(日刊スポーツ)