浦和学院の野球部食堂には毎日午後3時半ごろ、4人のマネジャーが交代で姿を見せる。寮生などを除く20人分以上の夕飯のおかずの盛り付けや、配膳を手伝う。
12日は、1年生の杉田紗香さんと新城佳奈さんが、手羽元のからあげ、トマトやブロッコリーの入ったサラダ、筑前煮などを手際よく盛りつけた。杉田さんは「手洗いを徹底するなど衛生面には気をつけています」と話す。
2人には共通点がある。中学時代はソフトボール部で活動していた。中3の夏の埼玉大会での浦学ナインの活躍や応援スタンドに感動し、浦学野球部でマネ ジャーになる決意をしたのも一緒だ。新城さんは「選手が甲子園で思い切りプレーできるように私たちも頑張ります」と話した。
(毎日新聞埼玉版)