沖縄合宿中のチームは練習試合が解禁となった8日、八重瀬町東風平球場で2試合を行い、1勝1敗だった。第1試合は平安(京都)に3-1で逆転勝ち。第2試合は2008年の選抜高校野球大会優勝の沖縄尚学に4-7で逆転負けした。
昨秋の主力が出場した沖縄尚学戦はエース佐藤が先発。5回を投げ被安打2の2四球6奪三振で無失点に抑えた。
打線は昨秋に1番を打っていた佐藤を6番に下げ、5番だった日高を1番に上げた。一回1死二塁、小林の右前適時打で先制すると、二回には林崎、三回には石橋の適時打が飛び出し、四回までに4点をリードした。
しかし、佐藤を継投した2投手が打ち込まれ、八回に決勝打を浴びた。
森監督は「きょう良かったのは佐藤。調整が遅れてちょっと心配していたが、投げている間は4-0だからね。さすがだよ」と信頼を置いた。
平安戦は一回に2失策で失点したが、三回に荒井の適時打で同点。日高が決勝適時打を含む2安打2打点と活躍した。
森監督は「今は勝ち負けではなく、個々の選手がどれだけ仕上がっているか。こっちに来て練習ははかどっているし、順調に仕上がっている」と一定の満足感を示した。
◇練習試合
浦和学院
001000101|3
100000000|1
平安(京都)
(浦)中山、松浦、西川-林崎、森戸
(平)太田-高橋
▽三塁打 佐藤(浦)
▽二塁打 森戸(浦)
浦和学院
111100000|4
00000223×|7
沖縄尚学
(浦)佐藤、山下、西岡、浅田-林崎、森戸
(沖)名城、山田-上原、冨里
▽二塁打 上間(沖)
(埼玉新聞)