【写真】甲子園練習で駆け出す浦和学院の選手たち(朝日新聞埼玉版)
◇浦和学院が甲子園練習「早く試合したい」
第83回選抜高校野球大会に出場する浦和学院が20日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で練習した。グラウンドの感触を確かめながら、30分間汗を流した。選手は守備練習や打撃練習をした。
エースの佐藤拓也投手は「甲子園のマウンドは、土の軟らかさがちょうどよくて、投げていて気持ちよかった。甲子園のマウンドに立ってみて、改めて早く試合がしたいなと思った」と話した。
(朝日新聞埼玉版)
◇ノックや打撃、動き軽快 浦和学院 晴れ舞台で練習
二十三日開幕の第83回選抜高校野球大会に出場する浦和学院(さいたま市)が二十日、兵庫県西宮市の甲子園球場で練習を行い、三十分間、内外野のノックやシート打撃をこなした。選手たちは大きな声を出し、動きは軽快。森士(おさむ)監督(46)も「思ったよりも緊張せずに動いていた」と手応えを感じていた。
チームの鍵を握るのは、エースで1番打者の佐藤拓也投手(二年)。シート打撃では鋭い打球を外野に飛ばし、最後は投球練習でマウンドの感触を確かめた。
佐藤投手は「甲子園のマウンドは投げやすくて気持ち良かった。自分はテンポと制球力が持ち味なので、打たせて取る投球をしたい。秋に比べ変化球も増え、球のキレも良くなったと思う」と自信を見せた。球種はカーブやカットボールに加え、チェンジアップ、縦に落ちるスライダーも習得したという。練習試合で投げ込んできたため、森監督も「感触はつかめていると思う」と話した。
浦和学院は大会5日目の二十七日、鹿児島実(鹿児島)と対戦する。
(東京新聞埼玉版)
◇浦和学院、再び親子鷹「喜び感じながら…」
再び父子鷹で出場する浦和学院(埼玉)の森士(もり・おさむ)監督は、04年夏以来となる聖地での勝利を誓った。「野球ができる喜びを感じている。その中で、勝負事なので勝つという目標に向かって精いっぱいプレーしたい」。
捕手の光司は指揮官の次男。「兄(長男・大、08年夏に出場)も父と一緒にこの舞台に立った。自分も感謝しています。リードでも声掛けでもいい。ゲームの流れを変えるプレーをしたい」と力を込めた。
(スポニチ)