◇県野球協会:都市対抗予選に備え、審判技術講習会
県野球協会(小島敏男会長)は17日、さいたま市営浦和球場(同市浦和区)で審判技術講習会を開催した。5月21日開幕の都市対抗野球大会1次予選(県大会)に備えて行われ、今回で29回目。
開講式では、東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげた。同協会の程塚孝作審判部長は「審判技術に向上はあっても頂点は無い。いい試合にすることが東北地方への励ましになる」と激励した。
栃木県野球連盟の審判員3人を含む33人が4班に分かれ、日本野球連盟規則・審判委員会の中本尚委員長の指導を受けた。日本通運と浦和学院の野球部選手が協力した。中本委員長は球審の姿勢について「ストライクゾーンが狂わないよう目玉以外動かさないこと」などと注意を促すと、参加者は熱心に耳を傾けていた。
(2011年4月18日付・毎日新聞埼玉版)